文献
J-GLOBAL ID:201102289715264692   整理番号:11A1644494

添加元素による(Ti,Mo)(C,N)固溶体の形成およびNiとの反応性

Formation of (Ti, Mo)(C, N) Solid Solution by Additive Elements and Reactivity with Nickel
著者 (4件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 447-451 (J-STAGE)  発行年: 2011年 
JST資料番号: F0691A  ISSN: 0532-8799  CODEN: FOFUA2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
サーメットの製造時に生じる異常粒成長はサーメットの材料物性を低下させるため,その抑制が重要である。著者等はこの課題に対して,従来の炭窒化物粉末とNiあるいはCoのような金属粉末との混合ではなく,炭窒化物を予め固溶体としたものの粉末を利用することを提案した。本報では,その予備的な実験として,種々の組成の(Ti,Mo)(C,N)固溶体に添加元素(B,AlおよびSi)を加え,粉末冶金法で所期の固溶体が得られるかどうかを調べると共に,Niとの反応性を調べた。出発材料として,Ti(C0.5N0.5),Mo2C,AlN,Si3N4,TiB2およびC粉末とした。これらをボールミル混合した後,2473K,2hの熱処理によって供試粉末を製造した。この粉末を用い,40MPa,2473K,2hのホットプレス(HP)焼結を実施した。得たサンプルの結晶構造解析,ミクロ組織観察および元素分析を実施した。また,焼結体とNiとの1673K,1hの反応性調査も実施した。これらの実験の結果は,BおよびSiではHP処理後に全量固溶することが分かったが,Alについては固溶体を形成しないことを明らかにした。この結果は,Niとの反応においても同様の形態を示し,BおよびSi添加材ではNi侵入深さが大きくなることを示した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
セラミック・陶磁器の製造 
引用文献 (4件):
タイトルに関連する用語 (6件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る