文献

J-GLOBAL ID：201102290067742760   整理番号：11A1643736

Co₄Nb₂O₉におけるスピンフロップ駆動の磁気誘電効果

Spin-flop driven magneto-dielectric effect in Co₄Nb₂O₉

著者 (3件)： KOLODIAZHNYI T. (National Inst. for Materials Sci., 1-1 Namiki, Tsukuba, Ibaraki 305-0044, JPN) ,  SAKURAI H. (National Inst. for Materials Sci., 1-1 Namiki, Tsukuba, Ibaraki 305-0044, JPN) ,  VITTAYAKORN N. (Coll. of Nanotechnology, King Mongkut’s Inst. of Technol. Ladkrabang, Bangkok 10520, THA)
資料名： Applied Physics Letters  (Applied Physics Letters)
巻： 99  号： 13  ページ： 132906  発行年： 2011年09月26日 
JST資料番号： H0613A  ISSN： 0003-6951  CODEN： APPLAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Co₄Nb₂O₉は27.4K以下の臨界磁場12kOeでスピンフロップ転移により反強磁性(AFM)になる。有限電子先導度により室温誘電特性が優勢になる。125K以下で,電荷キャリアが凍結して誘電率は格子フォノンにより制御される。AFM相転移近傍の非常に狭い温度間隔(ΔT=1.6K)に誘電率の大きな(12%)スピンフロップ増強が見出された。磁気誘電異常は低周波分散を示す;従って,フォノン固有振動数のH誘起変化は起こりそうもない。Co₄Nb₂O₉における異常磁気誘電効果について考えられる他の原因を論じた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *コバルト化合物 ,  *ニオブ酸塩 ,  セラミック ,  磁化率 ,  磁気モーメント ,  スピンフロップ ,  反強磁性 ,  誘電率 ,  誘電正接 ,  電気伝導 ,  誘電緩和 ,  活性化エネルギー ,  フォノン ,  *磁場効果 ,  *磁気転移
準シソーラス用語： *磁気誘電効果

分類 (1件)： 酸化物結晶の磁性  (BM06050E)

タイトルに関連する用語 (2件)： スピンフロップ ,  磁気誘電効果