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J-GLOBAL ID：201102290101156700   整理番号：11A0711624

1チャネルの線画映像コミュニケーションにおける対話ストラテジーと対話特性

著者 (4件)： 米村俊一 (NTT サイバーソリューション研) ,  花田研 (芝浦工大 工) ,  徳永幸生 (芝浦工大 工) ,  大谷淳 (早稲田大 国際情報通信研セ)
資料名： ヒューマンインタフェース学会研究報告集(CD-ROM)  (Correspondences on Human Interface (CD-ROM))
巻： 12  ページ： VOL.12NO.3,75-80  発行年： 2010年 
JST資料番号： L3606B  ISSN： 2185-9329  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： プライバシーを損なわずに,映像通信のメリットを生かした1チャネルの線画映像通信を用いるビジュアルサポートシステムを提案する中で,本稿では,線画映像における視覚情報がコミュニケーション制御にどのように寄与するかを検討した。具体的には,遠隔協同作業においてコミュニケーションがどのように行われ,線画という情報量の小さい映像によって対話特性がどのような影響を受けるかについて検討するために,線画映像による遠隔コミュニケーション実験を行って,ユーザの対話行動について分析した。実験では,遠隔対話時の発話量,話者交代の潜時等を指標として,WEBカメラから入力された原映像と白黒の線画映像の比較を行い,視線計測に基づいて被験者の対話ストラテジーを抽出して,それぞれの対話行動の特徴を分析した。その結果,対話中に相手の眼部をよく注視する眼部注視型ユーザにおいて,線画映像における話者交代潜時が原映像よりも有意に長いこと等が明らかとなった。

シソーラス用語： *画像通信 ,  動画像 ,  情報量 ,  協調作業 ,  対話処理 ,  潜伏期 ,  注意 ,  発話 ,  視覚情報 ,  被験者実験
準シソーラス用語： 線画 ,  *ビデオ通信 ,  *遠隔コミュニケーション ,  *対話制御 ,  *話者交代 ,  注視

分類 (2件)： 人間機械系  (IB03000G) ,  テレビジョン一般  (ND12031N)

タイトルに関連する用語 (6件)： チャネル ,  線画 ,  映像 ,  コミュニケーション ,  対話 ,  ストラテジー