文献

J-GLOBAL ID：201102290458559668   整理番号：11A1464902

DEM-CFD結合モデルに基づいた高炉内不均一ガス流れに関する解析

Analysis on Non-Uniform Gas Flow in Blast Furnace Based on DEM-CFD Combined Model

著者 (6件)： NATSUI Shungo (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  UEDA Shigeru (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  NOGAMI Hiroshi (Ichinoseki National Coll. Technol., Ichinoseki, JPN) ,  KANO Junya (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  INOUE Ryo (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  ARIYAMA Tatsuro (Tohoku Univ., Sendai, JPN)
資料名： Steel Research International  (Steel Research International)
巻： 82  号： 8  ページ： 964-971  発行年： 2011年08月 
JST資料番号： A0446A  ISSN： 1611-3683  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究は高炉内部におけるガスと固体の流れを同時に解析出来るように離散要素法(DEM)-数値流体力学(CFD)結合モデルに基づいて3次元数学モデルの開発を試みた。特に,高炉下部における円周方向不均一を明らかにするために特定の羽口閉塞に起因した不均一ガス流れについて3次元DEM-CFDモデルの特性を用いて解析した。解析の結果;ガス流れの下における装入物層構造の計算に成功した。鉱石装入中の高炉スロートにおける過渡的ガス流変動が視覚的に確認出来た。鉱石装入中のガス流れは周辺炉壁側から流れ落ちる鉱石粒の通気性が低いためにスロート部炉芯に集中し炉芯域での鉱石の流動状態を示した。ある特定の羽口閉塞に際しての不安定なガス流れの場合には,円周方向の不均一性が特に高炉下部において著しく認識された。しかしこの不均一ガス流れは充填層構造が通気性を支配するのでベリーレベル近くで弱められた。一方,粒子の降下速度分布はボッシュレベルにおいてさえ閉塞羽口に依り影響された。通常の粒子間圧力ならびに粒子降下速度分布の変動は羽口の閉塞の度合いが増すにつれ粒子の再配置の頻発のために著しく大きくなった。

シソーラス用語： *炉内現象 ,  *高炉操業 ,  *気体流 ,  数値解析 ,  *数学モデル ,  固定層 ,  通気度 ,  落下速度 ,  速度分布 ,  羽口 ,  離散要素法 ,  CFD【流体力学】 ,  流体力学 ,  物理学 ,  科学 ,  力学 ,  連続体力学 ,  自然科学
準シソーラス用語： 計算流体力学

分類 (1件)： 製銑  (WD01050P)

タイトルに関連する用語 (6件)： DEM ,  結合モデル ,  高炉 ,  不均一 ,  ガス流れ ,  解析