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J-GLOBAL ID:201102290921994484   整理番号:11A0941688

インシュリンシグナル伝達経路の肝臓遺伝子発現は柿の果皮抽出物の投与により変化する:2型糖尿病GOTO-KAKIZAKIラットを使用したDNAマイクロアレイ研究

Hepatic Gene Expression of the Insulin Signaling Pathway Is Altered by Administration of Persimmon Peel Extract: A DNA Microarray Study Using Type 2 Diabetic Goto-Kakizaki Rats
著者 (7件):
資料名:
巻: 59  号:ページ: 3320-3329  発行年: 2011年04月13日 
JST資料番号: C0251A  ISSN: 0021-8561  CODEN: JAFCAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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カキ(Diospyros kaki)は中国,韓国および日本などの東アジアで栽培されている一般的果物であるが,カキの葉は降圧作用を有しているので植物性生薬として使用されている。しかし,カキの果皮(PP)の利用に関してはカロチノイド類および多価フェノール類が含有されているにも拘らず利用されていない。筆者等はPPからβ-クリプトキサンチンが豊富な脂溶性抽出物を調製した。ここでは,この脂溶性抽出物を2型糖尿病GOTO-KAKIZAKIラット(GK)にAIN-93G飼料成分として添加して12週間投与してその効果を検討した。実験の結果,標準AIN-93G飼料と比較して,PP抽出物添加飼料は有意に肝臓中にβ-クリプトキサンチンを蓄積しながら血漿グルタミン酸-ピルビン酸トランスアミナーゼ活性を減少させた。DNAマイクロアレイ分析にてPP抽出物添加飼料が肝臓遺伝子発現プロファイルを変化させることが分かった。特に,インシュリンシグナル伝達経路関連遺伝子の発現が特異的発現遺伝子セットで高まることが明らかになった。ウェスタンブロット分析によりPP抽出物添加飼料投与GK中のインシュリン受容体でのβチロシンのリン酸化の上昇が認められた。
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分類 (5件):
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果実とその加工品  ,  食品の化学・栄養価  ,  糖質の代謝と栄養  ,  代謝異常・栄養性疾患一般  ,  遺伝子発現 
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