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J-GLOBAL ID：201102293580955638   整理番号：11A0113834

長距離ビーム結合をもたらすプラズマ中の高出力レーザの非局在化

High-power laser delocalization in plasmas leading to long-range beam merging

著者 (13件)： NAKATSUTSUMI M. (Ecole Polytechnique, Palaiseau, FRA) ,  NAKATSUTSUMI M. (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  MARQUES J-R. (Ecole Polytechnique, Palaiseau, FRA) ,  ANTICI P. (Ecole Polytechnique, Palaiseau, FRA) ,  ANTICI P. (Universita di Roma “La Sapienza”, Roma, ITA) ,  BOURGEOIS N. (Ecole Polytechnique, Palaiseau, FRA) ,  FEUGEAS J.L. (Univ. Bordeaux 1, Talence, FRA) ,  LIN T. (Fox Chase Cancer, Philadephia, USA) ,  NICOLAIE Ph. (Univ. Bordeaux 1, Talence, FRA) ,  ROMAGNANI L. (Ecole Polytechnique, Palaiseau, FRA) ,  KODAMA R. (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  AUDEBERT P. (Ecole Polytechnique, Palaiseau, FRA) ,  FUCHS J. (Ecole Polytechnique, Palaiseau, FRA)
資料名： Nature Physics  (Nature Physics)
巻： 6  号： 12  ページ： 1010-1016  発行年： 2010年12月 
JST資料番号： W2060A  ISSN： 1745-2473  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 非線形媒質においては媒質の屈折率がビーム出力によって変調される結果,互いにコヒーレントな(あるいはコヒーレントでない)関係にある同時に伝播する光線間の引き合いと結合が起こることが分かっている。高出力光ビームにおいては,ビーム形状によって誘起される変化が,長距離レーザ伝播,天体物理的な衝撃波の衝突,慣性閉じ込め核融合の研究など,潜在的に多くの興味深い現象を与える可能性を秘めている。本論文では,実験とシミュレーションによって,十分にイオン化された非線形プラズマ媒質中においては,ビーム径の数倍の距離だけ離れている互いに非コヒーレントで高出力なビーム同士の結合が引き起こされることを示した。このような相互作用はビーム径程度しか離れていないビームの場合に限られるのが普通である。気体中のKerr効果的な非線形性よりも著しく大きなこの様な効果が存在することは,プラズマ内においては多重ビーム間のクロストークが潜在的に重要であることを示している。

シソーラス用語： *プラズマ ,  *高出力レーザ ,  状態 ,  *結合 ,  非線形媒質 ,  屈折率 ,  コヒーレンス ,  衝撃波 ,  慣性核融合 ,  シミュレーション ,  Kerr効果 ,  クロストーク
準シソーラス用語： 非局在化 ,  *ビーム結合 ,  コヒーレント ,  慣性閉込め核融合

分類 (1件)： プラズマ中の電磁波  (BJ02032F)

タイトルに関連する用語 (5件)： 長距離 ,  ビーム結合 ,  プラズマ ,  高出力レーザ ,  非局在化