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J-GLOBAL ID:201102293743760040   整理番号:11A0140530

G蛋白質依存性内向き整流性K+チャンネルにおけるPIP2感受性の調節に対する構造的決定因子

A Structural Determinant for the Control of PIP2 Sensitivity in G Protein-gated Inward Rectifier K+ Channels
著者 (4件):
資料名:
巻: 285  号: 49  ページ: 38517-38523  発行年: 2010年12月03日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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G蛋白質βγサブユニット(Gβγ)あるいは細胞内Na+によるG蛋白質依存性内向き整流性K+(KG)チャンネルの活性化機構を明らかにするために,KGチャンネルサブユニットKir3.2のC末端ドメインの結晶構造解析を行った。Na+非存在下においてKir3.2のC末端のCDループとN末端はイオン結合により結合していたが,Na+存在下ではこのような結合は認められなかった。このイオン結合に関与する残基への変異導入実験から,N末端のHis-69およびCDループのAsp-228間のイオン結合が,GβγおよびNa+依存的活性化に重要であることが分かった。このイオン結合はホスファチジルイノシトール-(4,5)-二リン酸(PIP2)感受性を低めることも分かった。His-69およびAsp-228はKGチャンネルファミリー内でも保存されていた。His-69およびAsp-228間のイオン結合がPIP2感受性を調節することで,KGチャンネルを閉じた状態に維持していると結論付けた。
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分類 (1件):
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細胞膜の輸送 

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