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J-GLOBAL ID：201102294202659555   整理番号：11A1344560

環境水試料中セレンの目視蛍光定量システムの構築

Development of a visual fluorometric determination method for selenium in environmental water samples

著者 (5件)： 薮谷智規 (徳島大 大学院ソシオテクノサイエンス研究部) ,  飯沼明子 (徳島大 大学院ソシオテクノサイエンス研究部) ,  横田昌幸 (徳島大 大学院ソシオテクノサイエンス研究部) ,  本仲純子 (徳島大 大学院ソシオテクノサイエンス研究部) ,  林由佳子 (徳島大 大学院ソシオテクノサイエンス研究部)
資料名： 徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部研究報告(Web)  (Bulletin of Institute of Technology and Science, Tokushima University(Web))
号： 53  ページ： 46-51 (WEB ONLY)  発行年： 2008年 
JST資料番号： U0193A  ISSN： 2185-9094  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 生体必須微量元素であるが多量摂取は毒性を示すセレン元素の環境中濃度の第一次スクリーニングの簡易検査手法としてSe蛍光定量法から,さらに簡便でかつ高感度な目視蛍光分析法の開発を目的とした実験研究の詳細を述べている。ジアミノナフタレン(DAN)を添加したセレン酸ナトリウム水溶液,亜セレン酸ナトリウムのそれぞれSe(IV),Se(VI)標準溶液とした。残存DANは強い蛍光をもち目視の妨げになるので除去が必須であった。目視観測による色彩変化の識別できるSe(IV)濃度差は20~50μg/lと見積もっている。SD(VI)では検出限界は100μg/lである。河川水・海水への添加回収試験でも定量的な回収作業が可能で分別定量の可能性を示した。

シソーラス用語： *蛍光分析 ,  *セレン ,  *定量的分析 ,  *水 ,  添加物効果 ,  *検出限界 ,  *環境水

分類 (2件)： その他の物理分析  (CC03014E) ,  無機物質中の元素の物理分析  (CC03022H)

タイトルに関連する用語 (7件)： 環境 ,  水試料 ,  セレン ,  目視 ,  蛍光 ,  定量 ,  構築