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J-GLOBAL ID：201102294742649001   整理番号：11A1329313

フォトクロミズム10年の躍進 日本勢が牽引した世界的展開

著者 (1件)： 横山泰 (横浜国大 大学院工学研究院)
資料名： 化学  (Chemistry)
巻： 66  号： 9  ページ： 32-40  発行年： 2011年09月01日 
JST資料番号： F0095A  ISSN： 0451-1964  CODEN： KAKYAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ある分子又は化学システムが2つの異なる安定な状態の間を可逆的に往復するとき,その状態間の変換に光吸収が関わる現象をフォトクロミズムという。フォトクロミック分子の性質と分類(反応のメカニズムを中心とした)を示した。フォトクロミズムについての報告が現れた19世紀後半以降の歴史について述べた。最近は,特に日本の研究者の活躍が目立つ。21世紀に入ってからの10年の研究を概観した。ジアリールエテンのフォトクロミズム,アゾベンゼンポリマーのかかわる物質移動・運動(光誘起表面レリーフ形成,アゾベンゼン液晶ポリマーフィルムの形状変化,その他のアゾベンゼンのフォトクロミズム,ヘキサアリールビイミダゾール,フォトクロミック蛍光蛋白質,一方向に回転する分子機械)について紹介した。

シソーラス用語： *フォトクロミズム ,  反応機構 ,  オレフィン化合物 ,  芳香族炭化水素 ,  アゾ化合物 ,  芳香族化合物 ,  物質移動 ,  表面構造 ,  高分子液晶 ,  高分子膜 ,  変化 ,  窒素複素環化合物 ,  色素タンパク質 ,  分子素子 ,  ジアリールエテン ,  表面レリーフ ,  アゾベンゼン類 ,  イミダゾール類 ,  蛍光タンパク質 ,  構造
準シソーラス用語： アゾベンゼン誘導体 ,  イミダゾール誘導体 ,  ポリマーフィルム ,  液晶ポリマ ,  形状変化 ,  蛍光蛋白質 ,  分子機械

分類 (3件)： 分子構造と性質の実験的研究  (CB01020I) ,  その他の光学的効果  (BM08040H) ,  芳香族単環ヒドロキシルアミン及びヒドラジンその他の芳香族単環多窒素直結化合物  (CF05060O)

タイトルに関連する用語 (5件)： フォトクロミズム ,  日本 ,  牽引 ,  世界 ,  展開