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J-GLOBAL ID:201102294753754559   整理番号:11A1055157

初期乳汁分泌にMegasphaera elsdenii NCIMB41125を追加した乳牛における瘤胃のpHと発酵特性

Rumen pH and fermentation characteristics in dairy cows supplemented with Megasphaera elsdenii NCIMB 41125 in early lactation
著者 (4件):
資料名:
巻: 94  号:ページ: 2840-2849  発行年: 2011年06月 
JST資料番号: C0282A  ISSN: 0022-0302  CODEN: JDSCAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本稿では,乳酸活用細菌,Megasphaera elsdenii NCIMB41125を生菌剤補給物として,分娩後すぐの乳牛における瘤胃の発酵とpHに対する影響を調べた。以前の乳汁分泌における305日泌乳量に従ってブロックした14経産雌瘤胃フィステル装着ホルスタイン乳牛をランダム化完備計画法に用いた。分娩後1から28日まで,乳牛に自由に濃厚比392:608の粗飼料と乾物量の299g/kg澱粉濃度のあるTMRを自由に与えた。処置は最小1010cfuのMegasphaera elsdenii NCIMB41125またはオートクレーブM.elsdenii(偽薬)からなり,カニューレにより乳汁分泌の3と12日に投与した(処置当たりn=7)。中瘤胃pHを15分毎に測定し,摂食と反芻行動を2,4,6,8,11,13,15,17,22,及び28日において24時間記録した。揮発性脂肪酸の瘤胃流体と乳酸菌分析を2,4,6,13,及び15日の11時間点で収集した。泌乳量と乳蛋白質及びラクトースは類似したが,乳脂肪濃度は偽薬を与えた乳牛より高かった。休息時間の摂食と反芻及び乾物摂取は処置間で類似した。芻胃の乳酸菌濃度は極めて変わりやすく,臨床的アシドーシス例は観察されなかった。両処置群は3時間/日(通常亜急性芻胃のアシドーシスを定義する閾値として使用される)以上の場合に瘤胃pH<5.6であるが,M.elsdeniiを与えた乳牛では,偽薬を与えたものより瘤胃pH<5.6の時間長は投薬後すぐに減少し,日差変動は少なかった。芻胃の全揮発性脂肪酸濃度は処置間で類似したが,アセタート:プロピオナート比はM.elsdeniiを与えた乳牛で小さい傾向であった。芻胃の芻胃の乳酸濃度に対する測定可能な処置効果の欠如にもかかわらず,乳酸活用M.elsdeniiによる泌乳初期乳牛の補足は瘤胃発酵パターンをプロピオナートに好ましいように変化させ,エネルギー収支と家畜生産性のための潜在的有効性をもつ。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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牛  ,  特殊飼料 

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