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J-GLOBAL ID:201102294897826155   整理番号:10A1251387

自己完了型媒体の強度増加及び高炭素鋼摩擦溶接継手

Strength enhancement of autocompleting medium and high carbon steels friction welded joints
著者 (4件):
資料名:
巻: 211  号:ページ: 256-262  発行年: 2011年02月01日 
JST資料番号: H0650A  ISSN: 0924-0136  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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著者等が開発した自己完了型摩擦溶接法は,固定された被溶接材間に回転インサートピースを用いて溶接するものである。自己完了型摩擦溶接法における溶接継手の強度増加の条件は,固定された被溶接材間の回転インサートの最適化を図ることである。固定試料の溶接接合面の直径は,10mmであった。インサート厚みが4mm,摩擦圧が36MPaの条件で施工した中炭素鋼(MCS)継手は,溶接界面が完全に接合していないため100%の継手効率が実現できなかった。100%継手効率を持ち,溶接界面でクラックが生じるにもかかわらずMCS母材上で破壊が起こる継手施工のためには,0.9mmのインサートピース(溝底厚み)の溝底でインナ溝径が12mmまたは摩擦圧が90MPaである必要が有る。摩擦圧が90MPaでインナ溝径を12mmにすると,クラック無しMCS継手が得られる。溝底厚みが0.75mmの時は,MCS継手は100%の継手効率を持ち,引張試験では溶接界面ではクラックも起こらず,MCS母材破壊が起こる。インナ溝径が11mmで,摩擦圧が90及び150MPaで施工した高炭素鋼(HCS)継手は,継手界面が完全に接合していないため,100%の継手効率は実現しない。摩擦圧が120MPaのHCS継手の溶接界面は,完全に接合しているが100%の継手効率は実現しない。継手効率向上のためには,HCS継手をインサート厚み5mm,溝底厚み0.64mm,インナ溝径12mm,摩擦圧120MPaとする必要が有る。その場合のHCS継手の継手効率は100%で,引張試験における破壊はHCS母材で起こり,溶接界面のクラックは起こらない。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
溶接技術 

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