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J-GLOBAL ID：201102295007185910   整理番号：11A1700458

多孔質材料の吸音率予測モデルの研究-圧縮したメラミンフォームの音響特性と物性パラメータ-

著者 (1件)： 木野直樹 (静岡県工技研)
資料名： 静岡県工業技術研究所研究報告  (Reports of the Industrial Research Institute of Shizuoka Prefecture)
号： 4  ページ： 24-27  発行年： 2011年09月 
JST資料番号： G0604B  ISSN： 1883-2350  CODEN： SKGKBP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 多孔質吸音材は,圧縮することでかさ密度を制御することが可能である。その操作により,非音響の物性パラメーターと音響特性を様々に変化させることができる。本報告では,圧縮によって変化するメラミンフォームの物性パラメータを用いて予測した音響特性,等を紹介した。音響管を用いて材料の音響特性の計測を行う場合,試料の直径寸法に配慮した慎重な準備が必要であった。圧縮したメラミンフォームの圧縮率と垂直入射吸音率の関係は,圧縮率と垂直入射音響透過損失の関係と異なっていた。等の結果を得た。

シソーラス用語： *多孔質体 ,  予測モデル ,  圧縮 ,  音響特性 ,  パラメータ ,  *メラミン樹脂 ,  発泡プラスチック
準シソーラス用語： *吸音率

分類 (3件)： その他の高分子材料  (YH07150C) ,  その他の製品,半製品,利用  (YH06080T) ,  物理的性質一般  (YH02021U)

引用文献 (13件)：

• 1) Kino N, Ueno T. Comparisons between characteristic lengths and fibre equivalent di-ameters in glass fibre and melamine foam materials of similar flow resistivity. Appl Acoust 2008.
• 2) Kino N, Ueno T. Experimental determination of the micro- and macrostructural parameters influencing the acoustical per-formance of fibrous media. Appl Acoust 2007.
• 3) Kino N. Ultrasonic measurements of the two characteristic lengths in fibrous materials. Appl Acoust 2007.
• 4) 木野直樹,多孔質材料の吸音率予測モデルの研究-非音響パラメータと音響管の計測精度を重視した取り組み-,日本音響学会建築音響研究会,2011.
• 5) Kino N, Ueno T. Improvements to the Johnson-Allard model for rigid-framed fi-brous materials. Appl Acoust 2007.

タイトルに関連する用語 (9件)： 多孔質材料 ,  吸音率 ,  予測モデル ,  研究 ,  メラミン ,  フォーム ,  音響特性 ,  物性 ,  パラメータ