抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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6061アルミニウム合金スタッド継手を摩擦圧接法により作製し,その接合界面近傍の組織および継手強度について実験的に調べた。供試材はスタッド材として直径20mmの丸棒材(BE-T6)および厚さ5mmの平板材(P-T651)とした。継手は回転数一定で,摩擦圧力と摩擦時間およびアプセット圧力を制御する時間制御方式の摩擦圧接機を用いて作製した。また,比較のためアークスタッド継手も作製した。評価は曲げ試験,引張試験および回転曲げ疲労試験で行い,接合界面近傍の光学顕微鏡観察および硬度測定も行った。その結果,継手の平板材側にはほとんど変形が認められず,ばりは丸棒材側から生じ,丸棒材と平板材との間には攪拌層が形成され,接合界面近傍の丸棒材と平板材の熱影響部が軟化することなどが分かった。