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J-GLOBAL ID：201102295783594579   整理番号：11A1478835

グリム-リチウム塩等モル錯体における酸化安定性増強及び電荷輸送機構

Oxidative-Stability Enhancement and Charge Transport Mechanism in Glyme-Lithium Salt Equimolar Complexes

著者 (8件)： YOSHIDA Kazuki (Yokohama National Univ., Yokohama, JPN) ,  NAKAMURA Megumi (Yokohama National Univ., Yokohama, JPN) ,  KAZUE Yuichi (Yokohama National Univ., Yokohama, JPN) ,  TACHIKAWA Naoki (Yokohama National Univ., Yokohama, JPN) ,  TSUZUKI Seiji (National Inst. Advanced Industrial Sci. and Technol.(AIST), Ibaraki, JPN) ,  SEKI Shiro (Central Res. Inst. Electric Power Ind.(CRIEPI), Tokyo, JPN) ,  DOKKO Kaoru (Yokohama National Univ., Yokohama, JPN) ,  WATANABE Masayoshi (Yokohama National Univ., Yokohama, JPN)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 133  号： 33  ページ： 13121-13129  発行年： 2011年08月24日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： [Li(トリグリム(G3)またはテトラグリム(G4))_x]-[ビス-トリフルオロメチルスルホニルアミド(TFSA)]溶液の電気化学酸化限界はグリムのモル比xの減少とともにより正の電極電位へとシフトする。グリム分子の酸化的安定性は,エーテル酸素原子の孤立対のLi⁺カチオンへの供与に起因して錯体カチオン[Li(glyme)₁]⁺の形成により著しく増強される。[Li(glyme)₁][TFSA]等モル錯体中のLi⁺カチオン伝導性は,[Li(glyme)₁]⁺カチオンと[TFSA]^-アニオンの移動に加えて配位子交換の結果であることが,NMR及び電気化学的挙動から推測された。

シソーラス用語： *リチウム錯体 ,  アノード酸化 ,  *水溶液 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  *電気化学的挙動 ,  電気伝導 ,  配位子交換 ,  電荷輸送

分類 (3件)： 非遷移金属元素の錯体  (CE01030C) ,  脂肪族エーテル  (CF03100V) ,  電気化学一般  (CB07010N)

物質索引 (3件)： テトラグリム ,  トリグリム ,  トリフルオロメタンスルホンアミド

タイトルに関連する用語 (7件)： グリム ,  リチウム塩 ,  等モル ,  錯体 ,  酸化安定性 ,  増強 ,  電荷輸送