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J-GLOBAL ID：201102295880409280   整理番号：11A0710507

クラスD β-ラクタマーゼの活性を調節し,Lys⁷⁰の翻訳後カルボキシル化に干渉する3つの因子

Three factors that modulate the activity of class D β-lactamases and interfere with the post-translational carboxylation of Lys⁷⁰

著者 (11件)： VERCHEVAL Lionel (Univ. Liege, Liege, BEL) ,  BAUVOIS Cedric (Inst. Rech. Microbiologiques J.-M. Wiame (IRMW), Bruxelles, BEL) ,  DI PAOLO Alexandre (Univ. Liege, Liege, BEL) ,  BOREL Franck (UJ.F, Grenoble, FRA) ,  FERRER Jean-Luc (UJ.F, Grenoble, FRA) ,  SAUVAGE Eric (Univ. Liege, Liege, BEL) ,  MATAGNE Andre (Univ. Liege, Liege, BEL) ,  FRERE Jean-Marie (Univ. Liege, Liege, BEL) ,  CHARLIER Paulette (Univ. Liege, Liege, BEL) ,  GALLENI Moreno (Univ. Liege, Liege, BEL) ,  KERFF Frederic (Univ. Liege, Liege, BEL)
資料名： Biochemical Journal  (Biochemical Journal)
巻： 432  号： 3  ページ： 495-504  発行年： 2010年12月15日 
JST資料番号： B0205A  ISSN： 0264-6021  CODEN： BIJOAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： β-ラクタマーゼの生産は,βラクタム化合物に対する細菌の耐性発達の最も一般的な系である。クラスD β-ラクタマーゼの活性は,活性部位におけるLys⁷⁰カルボキシル化に依存する。この翻訳後修飾は,ラタモキセフなどの貧基質の存在や,V117T置換によっても影響される。Val¹¹⁷は活性部位に位置する保存された疎水性残基である。塩素イオンによるクラスD β-ラクタマーゼの阻害は,修飾されたLys⁷⁰の側鎖カルボキシラートと塩素イオンとの競合による。個々の反応速度定数の測定により,アシル酵素の脱アシル反応は,野生型OXA-10 β-ラクタマーゼの律速段階であることがわかった。

シソーラス用語： *β-ラクタマーゼ ,  *ラクタム系抗生物質 ,  活性部位 ,  イオン ,  反応速度定数 ,  翻訳後修飾 ,  薬物耐性 ,  エーテル ,  スルフィド ,  ラクタム ,  フェノール類 ,  酸素複素環化合物 ,  ジカルボン酸 ,  カルボキシ化
準シソーラス用語： カルボキシル化 ,  塩素イオン

分類 (1件)： 微生物生理一般  (EG03051L)

物質索引 (1件)： ラタモキセフ

タイトルに関連する用語 (8件)： クラス ,  β-ラクタマーゼ ,  活性 ,  調節 ,  翻訳 ,  カルボキシル化 ,  干渉 ,  因子