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J-GLOBAL ID:201102296340639096   整理番号:11A1124137

線形混合モデルによる野菜のカドミウム吸収における品目間差異の推定

Estimation of differences in cadmium uptake among vegetable species with linear mixed-effects models
著者 (5件):
資料名:
巻: 82  号:ページ: 191-199  発行年: 2011年06月05日 
JST資料番号: G0156A  ISSN: 0029-0610  CODEN: NIDHAX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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作物のCd吸収は土壌溶液のCd濃度や土壌pHなどの理化学的要因で影響される。一方土壌中のCd汚染浄化法にファイトレメディエーションがあるが,その効果を知るためには栽培作物における可食部のCd濃度に対応する土壌中Cd濃度を知る必要がある。本稿では,野菜におけるCd濃度低減対策技術を目的に,可食部Cd濃度に対する土壌pHと土壌中Cd濃度の影響について各種の土壌試料を用いポット試験を行って調べた。即ち,土壌pHを数段階にグループ化してデータを処理した上で線形混合モデルを適用し,エダマメ,アブラナ科野菜,人参など野菜の品目間差を明らかにした。その結果,土壌pH6.1の平均的日本土壌においては,可食部のCd濃度が,野菜ごとに差があることが判った。また,可食部濃度に対する土壌中Cd濃度,土壌pHの影響は,それぞれ正,負の影響があった。例えば,土壌pHが上がれば(pH5.5~6.5)キャベツの可食部におけるCd濃度が8割も減じられ事などが予想できた。
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分類 (3件):
分類
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野菜  ,  土壌汚染  ,  カドミウムとその化合物 
引用文献 (25件):

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