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J-GLOBAL ID:201102297522656898   整理番号:11A1568699

Tsukushiは膜貫通蛋白質Frizzled4との結合に関してWnt2bと競合してWntシグナル伝達阻害剤として機能する

Tsukushi functions as a Wnt signaling inhibitor by competing with Wnt2b for binding to transmembrane protein Frizzled4
著者 (10件):
資料名:
巻: 108  号: 36  ページ: 14962-14967  発行年: 2011年09月06日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Wntシグナル伝達は胚形成時の複数の発生事象および成体の組織恒常性に関与する。Tsukushi(TSK)はFrizzled4(Fzd4)との結合に関してWnt2bと競合する新規なWntシグナル伝達阻害剤として機能することを報告する。生化学分析から,TSKがFzd4のシステインリッチドメイン(CRD)領域に2.3×10-10Mの親和性で直接的に結合すること証明した。ニワトリ胚網膜細胞の過剰発現系を用いて,in vivoおよびin vitroでTSKがFzd4のCRDと競合することでWnt2b活性を阻害し,Wnt2b依存的に誘導される周辺視特性を抑制することを示した。反対に,TSK不活性化はマウスの毛様体(CB)の拡大をもたらした。TSKが網膜と周辺視発生を制御する分子経路の重要な構成要素であることを明らかにし,周辺視におけるTSK発現は,中央域へのFzd4活性化を消去することでこの領域のWnt2bシグナル伝達を調節して,特にCBのような周辺視構造のサイズを制御するというモデルを支持する。
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  視覚 
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