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J-GLOBAL ID：201102298644317829   整理番号：11A0181374

フラキノシン生合成に寄与する広域プレニルトランスフェラーゼの機能的特性化: 生理的ポリケチド基質およびそのプレニル化反応産物の同定

Functional Characterization of the Promiscuous Prenyltransferase Responsible for Furaquinocin Biosynthesis IDENTIFICATION OF A PHYSIOLOGICAL POLYKETIDE SUBSTRATE AND ITS PRENYLATED REACTION PRODUCTS

著者 (4件)： KUMANO Takuto (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  TOMITA Takeo (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  NISHIYAMA Makoto (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  KUZUYAMA Tomohisa (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 285  号： 51  ページ： 39663-39671  発行年： 2010年12月17日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 抗腫瘍ポリケチド-イソプレノイド(メロテルペノイド)フラキノシン合成に関与するFur7プレニルトランスフェラーゼの触媒活性,基質特異性を特性化した。fur7遺伝子を欠損したフラキノシン生合成遺伝子クラスターを発現するStreptomyces albulus形質転換体はフラキノシン中間体2-メトキシ-3-メチル-フラビオリンを蓄積したが,フラキノシンは合成されなかった。精製Fur7はこの中間体のゲラニル基の転移を触媒し,二価カチオン非依存的に2種類のフラビオリンを生成した。反応産物6-プレニル-2-メトキシ-3-メチル-フラビオリンを形質転換菌に投与するとフラキノシン産生能が回復した。Fur7は2-メトキシ-3-メチル-フラビオリンを生理基質とし,プレニル供与基質およびプレニル受容基質の双方に対してプレニルトランスフェラーゼ活性を有した。

シソーラス用語： *プレニルトランスフェラーゼ ,  抗腫瘍抗生物質 ,  *抗生物質発酵 ,  基質特異性 ,  反応中間体 ,  酵素反応機構 ,  Streptomyces ,  抗生物質産生菌 ,  抗生物質
準シソーラス用語： Streptomyces albulus

分類 (1件)： 抗生物質発酵  (GX03000S)

物質索引 (2件)： フラキノシンC3 ,  フラキノシンD2

タイトルに関連する用語 (10件)： 生合成 ,  広域 ,  プレニルトランスフェラーゼ ,  特性化 ,  生理 ,  ポリケチド ,  基質 ,  プレニル化 ,  反応産物 ,  同定