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J-GLOBAL ID：201102298674036654   整理番号：11A0171587

Czochralski法により成長させた強誘電性Rb₂CdI₄単斜晶結晶のデイラトメトリー研究

Dilatometric Study of Ferroelectric Rb₂CdI₄ Monoclinic Crystal Grown by Czochralski Method

著者 (8件)： YAMAGUCHI T. (Meisei Univ., Tokyo, JPN) ,  GOTOU S. (Meisei Univ., Tokyo, JPN) ,  MIYOSHI T. (Yamaguchi Univ., Yamaguchi, JPN) ,  KASANO H. (Yamaguchi Univ., Yamaguchi, JPN) ,  MITSUI T. (Teikyo Univ., Kanagawa, JPN) ,  KURIHAMA T. (Chubu Univ., Aichi, JPN) ,  SHIMIZU F. (Iwaki Meisei Univ., Fukushima, JPN) ,  TAKASHIGE M. (Iwaki Meisei Univ., Fukushima, JPN)
資料名： Ferroelectrics  (Ferroelectrics)
巻： 402  ページ： 440-446  発行年： 2010年08月 
JST資料番号： D0777A  ISSN： 0015-0193  CODEN： FEROA8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者らは以前に本物質の単結晶成長をブリッジマン法およびチョクラルスキー法で行い,その性質を既に発表している。本研究はそれらの研究の続報である。本研究ではチョクラルスキー結晶成長の際の雰囲気ガスを窒素ガス99%-酸素ガス1%に変えて,得られた単結晶のデイラトメトリー測定および誘電率測定を行った。ディラトメトリーは単結晶の4軸方向に対して,クリップ型歪みゲージおよびX線回折により行った。歪みゲージの測定結果とX線回折の結果は非常に良く一致した。210°Cに典型的なλ型相転移を観測した。転移点における誘電率は57,000で,ハライドグループの中では最高値を示した。また,空気中で成長させた本化合物に観測された150°C付近の誘電分散は今回の結晶では消失しており,本研究で得た単結晶の質は空気中で成長させたものより,改善されていることが分かった。

シソーラス用語： Czochralski法 ,  *強誘電体 ,  *ヨウ化物 ,  *ルビジウム化合物 ,  *カドミウム化合物 ,  *単結晶 ,  計測器 ,  *熱膨張 ,  X線回折 ,  歪計 ,  誘電率 ,  *誘電転移
準シソーラス用語： ディラトメトリ

分類 (2件)： 強誘電体,反強誘電体,強弾性  (BM05030B) ,  非金属のその他の熱的性質  (BL05040J)

タイトルに関連する用語 (6件)： Czochralski法 ,  成長 ,  強誘電性 ,  単斜晶 ,  結晶 ,  研究