文献

J-GLOBAL ID：201102298705914612   整理番号：11A0622821

林業における新規就労者への安全作業教育の調査

著者 (5件)： 豊川勝生 (東京農大) ,  松隈茂 (林道安全協) ,  加藤隆 (林材業労働災害防止協) ,  矢部和弘 (東京農大) ,  市原恒一 (鳥取大)
資料名： 森林利用学会誌  (Journal of the Japan Forest Engineering Society)
巻： 26  号： 1  ページ： 45-50  発行年： 2011年01月31日 
JST資料番号： L3308A  ISSN： 1342-3134  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 他産業に比べて労働災害発生率が顕著に高い林業において,28県の班長136人と,就職3年以内の新規就労者224人に対して,安全技術教育の実施内容を書面調査した。質問項目は林業経験年数などの属性,職種,雇用形態,職場外教育,作業注意点の重要度,林業作業(伐木造材作業,かかり木処理作業,手工具による造林作業,刈払機作業)の習熟期間等である。新規就労者に対する安全教育に関しては,班長の役割が大変大きかった。班長と新規就労者では,作業の種類により,注意点の評価度が異なっていた。全般的に新規就労者は班長よりも,安全作業の注意項目を低く見る傾向があった。作業習熟期間では,標準レベルに達するのに架線集材技能が最も長くかかることが分かった。

シソーラス用語： *労働者 ,  *安全教育 ,  *アンケート ,  属性 ,  雇用 ,  作業 ,  林業 ,  期間 ,  職位 ,  主観評価 ,  集材 ,  *意識調査 ,  実態調査 ,  産業
準シソーラス用語： 架線集材技能 ,  雇用形態 ,  作業職種 ,  作業注意点 ,  習熟期間 ,  *書面調査 ,  職場外教育 ,  *新規就労者 ,  注意点評価度 ,  長期間 ,  班長 ,  林業作業

分類 (1件)： 伐木,造材  (FF04000W)

引用文献 (3件)：

• 今富裕樹. 安全作業を目指した新規林業就業者の育成に向けて. 森利学誌. 2006, 20, 4, 237-424
• 望月春美. 林業作業班班長の要件と果たしている役割の現状と問題点. 中部森林研究. 2005, 53, 153-156
• 林野庁. 森林・林業白書. 2009, 平成21年版, 95-97

タイトルに関連する用語 (5件)： 林業 ,  就労者 ,  安全作業 ,  教育 ,  調査