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J-GLOBAL ID：201102299069314037   整理番号：11A0301583

郊外居住における食材調達および調理からみた食生活に関わる住様式の動向

The Trend in Dwelling Style as it Relates to Dietary Life from the Viewpoint of Cooking and the Supplying of Food in Suburbs

著者 (3件)： 牧野唯 (奈良女大 大学院人間文化研究科) ,  今井範子 (奈良女大 大学院人間文化研究科) ,  伊東理恵 (奈良女大 大学院人間文化研究科)
資料名： 日本家政学会誌  (Journal of Home Economics of Japan)
巻： 62  号： 1  ページ： 35-46  発行年： 2011年01月15日 
JST資料番号： F0763A  ISSN： 0913-5227  CODEN： NKGAEB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 奈良市学園前地域を郊外住宅地として選定し,駅付近(徒歩圏内)とバス利用圏地区に大別して世帯住民に対するアンケートにより,食に関わる生活スタイルを検討し,以下の通り考察した。1)食材の調達は主に妻であるが配達を利用する単独世帯も存在し,バス利用での買い物が必要な場合特に高齢者で支障がある,2)徒歩圏内に新鮮な食材が調達できる店あるいは飲食店が少ないとの不満がある,3)高齢者のみの世帯で調理が減り,惣菜や弁当などの調理の外部化が見られる,4)今まで調理の担いは妻であったが,女性の就職率増加とともに家族それぞれが参加する変化が望まれる。

シソーラス用語： *生活 ,  都市郊外 ,  住居地区 ,  *調理 ,  *購買行動 ,  アンケート ,  ライフスタイル ,  *食品 ,  老人 ,  惣菜 ,  弁当 ,  家族
準シソーラス用語： *食生活

分類 (1件)： 食品一般  (FJ01010Y)

引用文献 (10件)：

• 1)今井範子,山本稲子.郊外住宅地・奈良市学園前における高齢期の家族形態と居住形態の動向 その1 家族の居住様式からみた郊外住宅地の再構築に関する研究.日本建築学会学術講演梗概集.2002,F-2,p.515-516
• 2)今井範子,伊東理恵.親子の居住形態からみた遠隔郊外居住の問題点-奈良県榛原町における-.家政誌.2006,vol.57,no.11,p.761-774
• 3)今井範子.“遠隔郊外住宅地の衰退と再編方向”.都心・まちなか・郊外の共生.広原盛明・高田光雄・角野幸博・成田孝三編著.晃洋書房.2010,p.150-173
• 4)伊東理恵,今井範子.親子の居住形態の現況とその動向-郊外住宅地・奈良市学園前における-.家政誌.2008,vol.59,no.3,p.165-179
• 5)伊東理恵,今井範子,牧野唯.郊外居住・奈良市学園前居住者の食生活の特徴-住宅内外における「つくること」と「たべること」に着目して-.家政誌.2009,vol.60,no.9,p.803-815

タイトルに関連する用語 (7件)： 郊外 ,  居住 ,  食材 ,  調達 ,  調理 ,  食生活 ,  動向