特許
J-GLOBAL ID:201103000632848076

非対称バブルチャンバを有するキャピラリ流体スイッチ及びそのスイッチング方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 古谷 聡 ,  溝部 孝彦 ,  西山 清春
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-351823
公開番号(公開出願番号):特開2000-193900
特許番号:特許第4409688号
出願日: 1999年12月10日
公開日(公表日): 2000年07月14日
請求項(抜粋):
【請求項1】光スイッチであって、 (a)ソース領域(321)、ゲート領域(323)、障壁領域(325)、及びドレイン領域(327)を含み、前記ソース領域(321)、前記ゲート領域(323)、前記障壁領域(325)、及び前記ドレイン領域(327)がこの順序で空間的に相互接続されているキャピラリ(312)であって、該キャピラリ(312)内の前記ソース領域(321)、前記ゲート領域(323)、前記障壁領域(325)、及び前記ドレイン領域(327)が異なるエネルギーポテンシャルを備え、前記キャピラリ(312)が、領域のエネルギーポテンシャルが壁に拘束された所定の体積の泡を前記キャピラリの領域に送り込むのに必要な最低エネルギーであるように流体とは異なる液体で充填されている場合に、前記異なるエネルギーポテンシャルが壁に拘束された前記流体の泡(402)を前記キャピラリ(312)に送り込むことに関連し、前記ソース領域(321)のエネルギーポテンシャルが前記障壁領域(325)のエネルギーポテンシャルよりも高く、前記障壁領域(325)のエネルギーポテンシャルが前記ゲート領域(323)のエネルギーポテンシャルよりも高く、前記ゲート領域(323)のエネルギーポテンシャルが前記ドレイン領域(327)のエネルギーポテンシャルよりも高い、キャピラリと、 (b)前記ゲート領域(323)と交差する第1の光路(340)及び第2の光路(346)であって、前記ゲート領域(323)が前記キャピラリ(312)に整合する屈折率の液体で充填される場合に、前記第1の光路(340)内の光信号が前記ゲート領域(323)を通過して前記第2の光路(346)に達することが可能である、第1の光路及び第2の光路と、 (c)前記液体とは屈折率が異なる前記流体の泡(402)を前記ゲート領域(323)に導入して、前記ゲート領域の液体を変位させ、これによって前記第1の光路(340)と前記第2の光路(346)との間における光の伝達を阻止する泡供給器(316)であって、前記ゲート領域(323)に隣接した電気抵抗加熱器を含む、泡供給器(316)と、 (d)前記ゲート領域(323)と前記ドレイン領域(327)との間におけるエネルギーポテンシャルの差に起因して、前記泡(402)を下流に移動させると共に、前記ゲート領域(323)を前記ソース領域(321)からの前記液体で再充填することにより、前記第1の光路(340)と前記第2の光路(346)との間の光の伝達を回復するように、前記泡(402)のエネルギーを増大させるための手段とを含む、光スイッチ。
IPC (1件):
G02B 26/08 ( 200 6.01)
FI (1件):
G02B 26/08 H
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 光スイッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-290632   出願人:日本電信電話株式会社
  • 特開昭59-228601
審査官引用 (2件)
  • 光スイッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-290632   出願人:日本電信電話株式会社
  • 特開昭59-228601

前のページに戻る