特許
J-GLOBAL ID:201103001175147063

架空地線の張替工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 村松 義人 ,  鈴木 正剛
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-262778
公開番号(公開出願番号):特開2001-086613
特許番号:特許第4354055号
出願日: 1999年09月16日
公開日(公表日): 2001年03月30日
請求項(抜粋):
【請求項1】 両側の腕金で送電線を吊り下げた狭線間鉄塔である鉄塔の上部に張渡されている既設架空地線を新設架空地線へ置き替える工程を含む、架空地線の張替え工法であって、 電力供給を停止することで前記送電線の一方側を電流停止線とする工程と、 各鉄塔との間の固定を解除した前記既設架空地線を、架空地線張替え区間で前記電流停止線の外側へ張出させる工程と、 電流停止線の外側へ張出させた前記既設架空地線を、新設架空地線へ置き替える工程と、 を含む架空地線の張替え工法であって、 各鉄塔との間の固定を解除した前記既設架空地線を、架空地線張替え区間で前記電流停止線の外側へ張出させる前記工程は、 先端部で架空地線を支持可能とされ且つ前記腕金の水平方向の長さよりも長く形成されているとともに、略垂直な位置と略水平な位置の間で回動可能とされており、且つ略水平な状態で平面視したときの形状が基端側が広がる略V字状に構成のV字アームと、該V字アームの基端部を回動可能に支持すると共に、鉄塔へ固定できるようにされた固定手段と、を備えた端部デリックを、架空地線張替え区間の両端に位置する鉄塔に固定するとともに、先端部で架空地線を支持可能とされ且つ前記腕金の水平方向の長さよりも長く形成されているとともに、略垂直な位置と略水平な位置の間で回動可能とされており、且つ略水平な状態で平面視したときの形状が略直線状に構成の直線アームと、該直線アームの基端部を回動可能に支持すると共に、鉄塔へ固定できるようにされた固定手段と、を備えた一般デリックを、架空地線張替え区間の両端に位置するもの以外の鉄塔に固定する工程と、 各鉄塔との間の固定を解除した前記既設架空地線を、そのいずれもが略垂直な位置に位置させられた前記端部デリックの前記V字アームの先端部と、前記一般デリックの前記直線アームの先端部とで支持させるとともに、そのいずれもが前記架空地線をその先端で支持した前記V字アームと、前記直線アームとを、レバーホイストを用いて、略水平な位置まで回動させることで、前記既設架空地線を前記電流停止線の外側へ張出させる工程と、 を含み、 電流停止線の外側へ張出させた前記既設架空地線を、新設架空地線へ置き替える前記工程は、 前記電流停止線の外側へ張出させた前記既設架空地線に、懸垂状態で架空地線上を移動するための第1滑車と、他の架空地線を支持するための第2滑車とを備えた風車搬器を、所定の間隔を空けて配置する工程と、 該風車搬器の前記第2滑車で案内しながら前記新設架空地線を延線する工程と、 延線された前記新設架空地線を架空地線張替え区間の両端に位置する鉄塔に固定の前記端部デリックの前記V字アームの前記先端部で支持する工程と、 前記各風車搬器を前記新設架空地線に前記第2滑車で懸垂させると共に、該風車搬器の前記第1滑車に既設架空地線を支持させる工程と、 前記第1滑車で案内しながら前記既設架空地線を引き抜く工程と、 前記各風車搬器を回収する工程と、 を含む、 架空地線の張替え工法。
IPC (1件):
H02G 1/02 ( 200 6.01)
FI (2件):
H02G 1/02 321 A ,  H02G 1/02 301 S
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 架空地線の延線工法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-342927   出願人:藤井電工株式会社, 株式会社ユアテック
  • 特開平2-013211
  • 特開昭63-209416
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審査官引用 (5件)
  • 特開平2-013211
  • 架空地線の延線工法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-342927   出願人:藤井電工株式会社, 株式会社ユアテック
  • 特開平2-013211
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