特許
J-GLOBAL ID:201103001476825822

絶縁性機能膜付き金属箔、フレキシブル金属張り積層板、電子部品実装モジュールおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 静男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-262313
公開番号(公開出願番号):特開2011-108848
出願日: 2009年11月17日
公開日(公表日): 2011年06月02日
要約:
【課題】粗面化処理することなく、平坦な表面を有する導電性金属箔を用いてなる、有機基材や異方導電フィルムとの密着性を向上させた金属箔部材を提供する。【解決手段】導電性金属箔1の片面に絶縁性機能膜2を有する金属箔1であって、前記絶縁性機能膜2が、ケイ素、チタン、ジルコニウムおよびアルミニウムの中から選ばれる金属原子を含む金属アルコキシド化合物を加水分解-縮合反応してなるM-Oの繰り返し単位を主骨格とする縮合物を含む塗工液を塗工して形成されてなり、かつ前記絶縁性機能膜2と、異方導電フィルム4との接着強度が、リフロー処理後で5.7N/cm以上であり、リフロー処理後、更に80°C、95%RHで1000時間の処理を行った後において3.5N/cm以上である絶縁性機能膜付き金属箔1である。【選択図】図3
請求項(抜粋):
導電性金属箔の片面に、絶縁性機能膜を有する金属箔であって、前記絶縁性機能膜が、一般式(I) R1nM(OR2)m-n ...(I) (式中、R1は非加水分解性基、R2は炭素数1〜6のアルキル基であり、Mはケイ素、チタン、ジルコニウムおよびアルミニウムの中から選ばれる金属原子を示し、mは金属原子Mの価数で、3または4であり、nは、mが4の場合は0〜2の整数、mが3の場合は0〜1の整数であり、R1が複数ある場合、各R1はたがいに同一であっても異なっていてもよく、OR2が複数ある場合、各OR2はたがいに同一であっても異なっていてもよい。) で表される金属アルコキシド化合物を、加水分解-縮合反応してなるM-Oの繰り返し単位を主骨格とする縮合物を含む塗工液を塗工して形成されてなり、かつ前記絶縁性機能膜と、異方導電フィルムとの接着強度が、リフロー処理後で5.7N/cm以上であり、リフロー処理後、更に80°C、95%RHで1000時間の処理を行った後において3.5N/cm以上であることを特徴とする絶縁性機能膜付き金属箔。
IPC (7件):
H05K 1/09 ,  C23C 26/00 ,  B32B 15/08 ,  B32B 15/088 ,  B32B 15/20 ,  H05K 3/32 ,  H05K 3/38
FI (8件):
H05K1/09 A ,  C23C26/00 A ,  B32B15/08 Q ,  B32B15/08 R ,  B32B15/20 ,  B32B15/08 J ,  H05K3/32 B ,  H05K3/38 A
Fターム (38件):
4E351BB01 ,  4E351BB30 ,  4E351DD04 ,  4E351DD54 ,  4E351GG20 ,  4F100AB01A ,  4F100AB17A ,  4F100AB33A ,  4F100AH00C ,  4F100AH03B ,  4F100AH08B ,  4F100AK01C ,  4F100AK49C ,  4F100BA02 ,  4F100BA03 ,  4F100EC03C ,  4F100EH46B ,  4F100GB41 ,  4F100JG01A ,  4F100JG04B ,  4F100JG04C ,  4F100JK06 ,  4F100JL11B ,  4K044AA06 ,  4K044AB02 ,  4K044BA12 ,  4K044BA21 ,  4K044BC14 ,  4K044CA53 ,  4K044CA62 ,  5E319AA03 ,  5E319BB16 ,  5E319CD04 ,  5E319GG03 ,  5E343AA37 ,  5E343BB24 ,  5E343BB67 ,  5E343GG02
引用特許:
審査官引用 (10件)
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