特許
J-GLOBAL ID:201103001609757078

船舶推進機用トリム・チルト装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塩川 修治
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-203900
公開番号(公開出願番号):特開2001-030992
特許番号:特許第4132440号
出願日: 1999年07月16日
公開日(公表日): 2001年02月06日
請求項(抜粋):
【請求項1】 船体と、この船体に傾動自在に支持された船舶推進機との間にシリンダ装置を介装し、作動油給排装置からシリンダ装置に作動油を供給もしくは排出制御することにより、シリンダ装置を伸縮させて船舶推進機をトリム動作及びチルト動作させる船舶推進機用トリム・チルト装置において、 前記シリンダ装置が、 船体と船舶推進機の一方に連結して用いられる、大径のトリム室を形成するハウジングと、 ハウジングのトリム室に伸縮可能に挿入され、小径のチルト室を形成するシリンダと、 ハウジングのトリム室内のシリンダ端部に固定され、トリム室をシリンダ収容側の第1トリム室と、シリンダ非収容側の第2トリム室とに区画する大径のトリムピストンと、 船体と船舶推進機の他方に連結して用いられ、シリンダのチルト室に伸縮可能に挿入されるピストンロッドと、 シリンダのチルト室内のピストンロッド端部に固定され、チルト室をピストンロッド収容側の第1チルト室と、ピストンロッド非収容側の第2チルト室とに区画するとともに、第1チルト室の油圧が一定値以上に昇圧したことにより開弁して第1チルト室の作動油を第2チルト室に移動可能とする緩衝弁を備えてなる小径のチルトピストンとを有し、 上記シリンダ装置のシリンダがトリム動作域でハウジングから外方に突き出る部分を作動油給排装置を構成するタンクハウジングにより覆い、かつタンクの油圧が一定値以上に昇圧したことにより開弁してタンクの作動油を第2トリム室にリリーフ可能とするリリーフ弁を設け、船舶推進機にシリンダ装置を伸長させる方向への衝撃力が加わったことによる、シリンダの移動によるタンクの異常加圧を回避することを特徴とする船舶推進機用トリム・チルト装置。
IPC (1件):
B63H 20/08 ( 200 6.01)
FI (1件):
B63H 21/26 B
引用特許:
出願人引用 (2件)

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