特許
J-GLOBAL ID:200903052893939283

船舶推進機用トリム・チルト装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塩川 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-325195
公開番号(公開出願番号):特開平11-139394
出願日: 1997年11月12日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】【課題】 船舶推進機用トリム・チルト装置において、シリンダ装置の構成を簡易にしながら、シリンダ装置回りでの配管の露出を抑制するとともに、シリンダ装置のシール性を向上し、且つチルト動作性を向上すること。【解決手段】 大径のトリム室32を形成するハウジング31と、ハウジング31のトリム室32に挿入されて小径のチルト室42を形成するシリンダ41と、シリンダ41のチルト室42に伸縮可能に挿入されるピストンロッドとを有する船舶推進機用トリム・チルト装置20において、シリンダ41の壁内に第1トリム室32Aと第1チルト室42Aとを連通する連通路46を内蔵してなるもの。
請求項(抜粋):
船体と、この船体に傾動自在に支持された船舶推進機との間にシリンダ装置を介装し、作動油給排装置からシリンダ装置に作動油を供給もしくは排出制御することにより、シリンダ装置を伸縮させて船舶推進機をトリム動作及びチルト動作させる船舶推進機用トリム・チルト装置において、前記シリンダ装置が、船体と船舶推進機の一方に連結して用いられる、大径のトリム室を形成するハウジングと、ハウジングのトリム室に伸縮可能に挿入され、小径のチルト室を形成するシリンダと、ハウジングのトリム室内のシリンダ端部に固定され、トリム室をシリンダ収容側の第1トリム室と、シリンダ非収容側の第2トリム室とに区画する大径のトリムピストンと、船体と船舶推進機の他方に連結して用いられ、シリンダのチルト室に伸縮可能に挿入されるピストンロッドと、シリンダのチルト室内のピストンロッド端部に固定され、チルト室をピストンロッド収容側の第1チルト室と、ピストンロッド非収容側の第2チルト室とに区画する小径のチルトピストンとを有し、シリンダの壁内に第1トリム室と第1チルト室とを連通する連通路を内蔵してなり、これらの第1トリム室と第1チルト室はトリム動作とチルト動作の収縮行程で作動油給排装置の供給側に連絡され、伸長行程で作動油給排装置の排出側に連絡されるように構成され、トリムピストンが第2トリム室と第2チルト室とを連通する連通路を内蔵してなり、これらの第2トリム室と第2チルト室はトリム動作とチルト動作の伸長行程で作動油給排装置の供給側に連絡され、収縮行程で作動油給排装置の排出側に連絡されるように構成されてなることを特徴とする船舶推進機用トリム・チルト装置。
FI (2件):
B63H 21/26 B ,  B63H 5/12 D
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (1件)
  • 特開平4-126694

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