特許
J-GLOBAL ID:201103001649032300
耐候性に優れたアルミ・樹脂複合品及びその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
佐々木 一也
, 成瀬 勝夫
, 中村 智廣
, 鳥野 正司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-281827
公開番号(公開出願番号):特開2011-121306
出願日: 2009年12月11日
公開日(公表日): 2011年06月23日
要約:
【解決課題】一体的に接合されたアルミニウム合金製のアルミ形状体と樹脂成形体との間の界面の密着強度及び気密性が極めて高く、温度や湿度、粉塵、腐食性物質等において過酷な環境下で優れたアルミ・樹脂接合面の密着強度及び気密性を保持し、また、耐食性、耐久性、耐熱性に優れているだけでなく、耐候性やアルミ・樹脂接合面の引張強度においても優れた性能を発揮し得るアルミ・樹脂複合品及びその製造方法を提供する。【解決手段】表面に凹凸部を有するアルミ形状体と、このアルミ形状体に樹脂が突合せ状態に結合された樹脂成形体とを含み、アルミ形状体の表面には凹凸部の最表面にアルミニウム皮膜が形成されていると共にこの凹凸部に起因した複数の凹状部が形成され、また、樹脂成形体には凹状部内に樹脂が進入して固化した嵌入部が形成され、これら凹状部と嵌入部とにより互いに係止されている耐候性に優れたアルミ・樹脂複合品である。【選択図】なし
請求項(抜粋):
表面の一部又は全面に凹凸部を有するアルミニウム合金製のアルミ形状体と、このアルミ形状体の一表面に樹脂が突合せ状態に結合された樹脂成形体とを含むアルミ・樹脂複合品であり、前記アルミ形状体の表面には、前記凹凸部の最表面にアルミニウム皮膜形成処理由来のAl(OH)3、AlO(OH)、Al2O3、Al(PO4)、Al2(HPO4)3、Al(H2PO4)3、及びAlOSiO2から選ばれたいずれか一種以上のアルミニウム化合物を含むアルミニウム皮膜が形成されていると共にこの凹凸部に起因した複数の凹状部が形成されており、また、前記樹脂成形体には前記複数の凹状部内に前記樹脂が進入して固化した複数の嵌入部が形成されており、前記凹状部と前記嵌入部とによりアルミ形状体と樹脂成形体とが互いに係止されていることを特徴とする耐候性に優れたアルミ・樹脂複合品。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (6件):
4F206AD03B
, 4F206AD33B
, 4F206AH33
, 4F206JA07
, 4F206JB12
, 4F206JF05
引用特許:
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