特許
J-GLOBAL ID:201103001761203029

劣化判定装置、シート搬送装置、画像形成装置及び画像読取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 黒田 壽
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-050104
公開番号(公開出願番号):特開2011-184129
出願日: 2010年03月08日
公開日(公表日): 2011年09月22日
要約:
【課題】分離ローラ45bの劣化の進行度合いを判定する際の誤判定の発生を従来よりも抑える。【解決手段】分離ローラ45bについて、初期状態であるか否かの情報を取得する情報取得手段と、情報取得手段によって初期状態である旨の情報を取得したことに基づいて、記録シートを給紙ローラ45aと分離ローラ45bとの当接によるニップに通した際の分離ローラ45aの累積回転角度の検知結果をフラッシュメモリに記憶させる処理を初期状態から使用を開始した後の所定期間だけ実施し、その所定期間中に記憶させた検知結果に基づいて累積回転角度の基準移動平均値Aを構築する処理を実施するように、制御部を構成した。【選択図】図15
請求項(抜粋):
互いに当接してニップを形成する部材の対における一方であり、前記ニップに挟み込んだシート部材を所定方向に搬送するために、前記ニップ内で自らの表面を前記所定方向に移動させる搬送部材と、 前記対における他方であり、前記ニップ内で自らの表面を前記所定方向とは逆方向に移動させるように駆動され、シート部材が前記ニップに複数枚重なった状態で送り込まれた際に、それらシート部材のうち、自らの表面に接触するシート部材を前記逆方向に逆戻りさせることで、複数枚に重なったシート部材を1枚ずつに分離する分離部材と、 前記分離部材の表面に対して前記所定方向に向かう力が所定のトルクを超えてかかると、前記分離部材に対する駆動源からの駆動力の伝達を解除するとともに前記分離部材の表面を前記搬送部材の表面又は前記ニップ内のシート部材に追従させて前記所定方向に移動させる伝達解除手段と、 前記ニップに向けてシート部材を送り出す送出手段とを具備するシート搬送装置における前記分離部材を被検対象とし、 且つ、前記分離部材の表面移動量を検知する移動量検知手段と、前記シート部材を前記ニップに通した際の前記表面移動量の検知結果と、所定の基準値との比較に基づいて、前記分離部材の劣化度合いを判定する判定手段とを備える劣化判定装置において、 前記分離部材について、初期状態であるか否かの情報を取得する情報取得手段と、 前記情報取得手段によって初期状態である旨の情報を取得したことに基づいて、シート搬送装置内でシート部材を前記ニップに通した際の前記表面移動量の検知結果を情報記憶手段に記憶させる処理を所定期間だけ実施し、その所定期間中に記憶させた前記検知結果に基づいて前記基準値を構築する基準値構築手段とを設けたことを特徴とする劣化判定装置。
IPC (3件):
B65H 3/52 ,  B65H 3/06 ,  B65H 7/06
FI (3件):
B65H3/52 330F ,  B65H3/06 350A ,  B65H7/06
Fターム (19件):
3F048AA01 ,  3F048AB01 ,  3F048BA13 ,  3F048CC11 ,  3F048CC12 ,  3F048DA04 ,  3F343FA01 ,  3F343FB01 ,  3F343FC01 ,  3F343JA01 ,  3F343JD09 ,  3F343LC06 ,  3F343LC07 ,  3F343MA33 ,  3F343MA41 ,  3F343MA44 ,  3F343MC08 ,  3F343MC09 ,  3F343MC12
引用特許:
審査官引用 (2件)

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