特許
J-GLOBAL ID:201103002160732306

スピンバルブ型薄膜素子およびこれを備えた薄膜磁気ヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外8名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-019114
公開番号(公開出願番号):特開2000-215417
特許番号:特許第3212565号
出願日: 1999年01月27日
公開日(公表日): 2000年08月04日
請求項(抜粋):
【請求項1】 反強磁性層と、この反強磁性層と接して形成され、前記反強磁性層との交換結合磁界により磁化方向が固定される固定磁性層と、前記固定磁性層に非磁性導電層を介して形成され、前記固定磁性層の磁化方向と交差する方向に磁化が揃えられるフリー磁性層とを有し、基板上に形成された下部ギャップ層と上部ギャップ層との間に形成されるスピンバルブ型薄膜素子であり、基板側から、フリー磁性層、非磁性導電層、固定磁性層、反強磁性層の順で積層され、前記固定磁性層と前記フリー磁性層の少なくとも一方が非磁性中間層を介して2つに分断され、分断された層どうしで磁化の向きが反平行のフェリ磁性状態とされ、前記反強磁性層は、X-Mn(ただし、Xは、Pt、Pd、Ru、Ir、Rhのうちから選択される1種の元素を示す。)の式で示される合金またはX’-Pt-Mn(ただし、X’は、Pd、Cr、Ru、Ni、Ir、Rh、Au、Agのうちから選択される1種または2種以上の元素を示す。)の式で示される合金からなり、前記X-Mnの式で示される合金またはX’-Pt-Mnの式で示される合金は、XまたはX’-Ptが37〜63原子%の範囲であり、前記X-Mnの式で示される合金または前記X’-Pt-Mnの式で示される合金は、fct構造を有しており、前記上部ギャップ層と前記反強磁性層とが接して形成されたものであることを特徴とするスピンバルブ型薄膜素子。
IPC (1件):
G11B 5/39
FI (1件):
G11B 5/39
引用特許:
審査官引用 (1件)

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