特許
J-GLOBAL ID:201103003563814287

高速切削ですぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆超硬合金製ドリル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 富田 和夫 ,  鴨井 久太郎
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-051309
公開番号(公開出願番号):特開2002-254229
特許番号:特許第3620456号
出願日: 2001年02月27日
公開日(公表日): 2002年09月10日
請求項(抜粋):
【請求項1】炭化タングステン基超硬合金基体の表面に、0.8〜10μmの全体平均層厚で物理蒸着した硬質被覆層が、個々の平均層厚が0.01〜0.1μmの第1薄層と第2薄層の交互積層からなり、上記第1薄層を、アークイオンプレーティング装置でカソード電極(蒸発源)としてTi-Al合金を用いて形成され、かつ組成式:[Ti1-XAlX]Nおよび同[Ti1-XAlX]C1-mNmで表わした場合、厚さ方向中央部のオージェ分光分析装置による測定で、原子比で、X:0.50〜0.70、m:0.70〜0.99を満足するTiとAlの複合窒化物およびTiとAlの複合炭窒化物からなる単一相組織層のうちのいずれか、または両方で構成し、上記第2薄層を、同じくアークイオンプレーティング装置でカソード電極(蒸発源)としてTiとAlと酸化アルミニウムの焼結体を用いて形成され、かつ、(a)組成式:[Ti1-XAlX]Nで表わした場合、厚さ方向中央部のオージェ分光分析装置による測定で、原子比で、X:0.50〜0.70を満足するTiとAlの複合窒化物からなる素地に、酸化アルミニウム相が、走査型電子顕微鏡による組織観察で10〜30面積%の割合で分散分布した組織を有する混合相組織層、(b)組成式:[Ti1-XAlX]C1-mNmで表わした場合、厚さ方向中央部のオージェ分光分析装置による測定で、原子比で、X:0.50〜0.70、m:0.70〜0.99を満足するTiとAlの複合炭窒化物からなる素地に、酸化アルミニウム相が、走査型電子顕微鏡による組織観察で10〜30面積%の割合で分散分布した組織を有する混合相組織層、以上(a)および(b)の混合相組織層のうちのいずれか、または両方で構成したこと、を特徴とする高速切削ですぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆超硬合金製ドリル。
IPC (1件):
B23B 51/00
FI (1件):
B23B 51/00 J
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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