特許
J-GLOBAL ID:201103003939643543
放射線断層撮影装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
杉谷 勉
, 戸高 弘幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-141177
公開番号(公開出願番号):特開2010-286389
出願日: 2009年06月12日
公開日(公表日): 2010年12月24日
要約:
【課題】脳・膀胱の影響を受けず、病変部を強調された診断に好適な放射線断層画像を取得できる放射線断層撮影装置を提供する。【解決手段】本発明によれば、MIP画像M0,アキシャル画像A0の検出値をスケーリングするスケーリング部24と、これにリセット信号を送出するリセット部26が設けられている。スケーリング部24は、リセット信号が送出されると、その時点で認定していた最大値を破棄して、両値を新たに認定する。したがって、スケーリング部24は、脳・膀胱が写りこんでいない領域の中で最大値と最小値を求めてスケーリングを行うことができるので、脳・膀胱の検出値の影響が調整MIP画像M1全体に及ばず、病変部を強調された診断に好適な調整MIP画像M1を取得できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
被検体から放射される放射線を検出する放射線検出器がリング状に配列されて構成され、消滅放射線対を検出する検出器リングと、
前記検出器リングから出力された消滅放射線対の検出頻度を示す検出値を空間的に配列して、検体内の薬剤分布が写りこんだアキシャル画像を生成するアキシャル画像生成手段と、
前記アキシャル画像の検出値における最大値と最小値を認定し、両値が所定の階調範囲に収まるよう、前記アキシャル画像を構成する検出値の各々にスケーリングを行って調整アキシャル画像を生成するスケーリング手段と、
前記スケーリング手段にリセット信号を送出するリセット手段とを備え、
前記スケーリング手段は、順番に生成された前記アキシャル画像における最大値と最小値を逐次認定して前記両値が更新される毎に前記アキシャル画像に対しスケーリングを再実行し、
前記リセット信号が送出されると、前記スケーリング手段は、その時点で認定していた最大値と最小値を破棄して、前記両値を新たに認定することを特徴とする放射線断層撮影装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (7件):
2G088EE02
, 2G088FF07
, 2G088JJ02
, 2G088KK31
, 2G088LL11
, 2G088LL16
, 2G088MM04
引用特許:
審査官引用 (2件)
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シンチレーションカメラ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-115087
出願人:株式会社日立メディコ
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特開昭62-030983
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