特許
J-GLOBAL ID:201103004273880509

Cu-Mg-P系銅合金条材及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 正和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-038516
公開番号(公開出願番号):特開2011-174127
出願日: 2010年02月24日
公開日(公表日): 2011年09月08日
要約:
【課題】引張強さとばね限界値と高温での長時間使用時の応力緩和率とが高レベルでバランスの取れたCu-Mg-P系銅合金条材及びその製造方法を提供する。【解決手段】質量%で、Mg:0.3〜2%、P:0.001〜0.1%、残部がCuおよび不可避的不純物である組成を有する銅合金条材であり、後方散乱電子回折像システム付の走査型電子顕微鏡によるEBSD法にて、前記銅合金条材の表面の測定面積内の全ピクセルの方位を測定し、隣接するピクセル間の方位差が5°以上である境界を結晶粒界とみなした場合の、全結晶粒における結晶粒内の全ピクセル間の平均方位差の平均値が3.8〜4.2°であり、引張強さが641〜708N/mm2であり、ばね限界値が472〜503N/mm2であり、200°Cで1000時間の熱処理後の応力緩和率が12〜19%である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
質量%で、Mg:0.3〜2%、P:0.001〜0.1%、残部がCuおよび不可避的不純物である組成を有する銅合金条材であり、後方散乱電子回折像システム付の走査型電子顕微鏡によるEBSD法にて、前記銅合金条材の表面の測定面積内の全ピクセルの方位を測定し、隣接するピクセル間の方位差が5°以上である境界を結晶粒界とみなした場合の、全結晶粒における結晶粒内の全ピクセル間の平均方位差の平均値が3.8〜4.2°であり、引張強さが641〜708N/mm2であり、ばね限界値が472〜503N/mm2であり、200°Cで1000時間の熱処理後の応力緩和率が12〜19%であることを特徴とする銅合金条材。
IPC (5件):
C22C 9/00 ,  C22F 1/08 ,  H01B 1/02 ,  H01B 5/02 ,  H01B 13/00
FI (5件):
C22C9/00 ,  C22F1/08 B ,  H01B1/02 A ,  H01B5/02 Z ,  H01B13/00 501B
Fターム (10件):
5G301AA08 ,  5G301AA12 ,  5G301AA24 ,  5G301AA30 ,  5G301AB02 ,  5G301AD03 ,  5G301AD05 ,  5G307CA04 ,  5G307CA07 ,  5G307CB02
引用特許:
出願人引用 (5件)
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