特許
J-GLOBAL ID:201103004736615486

クランク室掃気式2行程機関

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 宗治 (外3名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-548601
特許番号:特許第3396814号
出願日: 1999年05月06日
請求項(抜粋):
【請求項1】 シリンダ壁に互いに対向して排気ポートと後部移送ポートとが形成され、前記後部移送ポートは後部移送通路を介してクランク軸が取付けられたクランク室内部と連通し前記排気ポートが閉じる前に開口するように配置されており、それにより使用中に掃気されるシリンダ内に往復運動可能に取付けられたピストンと、燃焼空気を前記クランク室に供給するように配置された吸入ダクトと、前記吸入ダクトを介する空気の流れを絞るよう配置されたスロットル弁と、前記吸入ダクト内に燃料を供給するように配置された気化器とを有するクランク室掃気式2行程機関において、前記クランク室内部が少なくとも2つの独立したクランク室容積、すなわち、濃厚容積と希薄容積とに分割されていることと、各クランク室容積はそれぞれ前記クランク室の各穴を介して前記シリンダと連通することと、前記シリンダ壁はさらに、前記後部移送ポートと前記排気ポートの間の位置に形成された少なくとも1つの側面移送ポートを有し、該側面移送ポートは前記排気ポートが閉鎖する前に開くように配置されていることと、前記側面移送ポートは側面移送通路を介して前記希薄容積と連通することと、前記後部移送ポートは前記濃厚容積と連通することと、前記吸入ダクトはその全長の少なくとも一部に亘る少なくとも2つの吸入通路、すなわち、それぞれ前記濃厚容積と前記希薄容積に連通する濃厚通路と希薄通路に分割されていることと、前記気化器および/または前記スロットル弁は、高負荷動作下では、前記気化器によって供給された燃料をほぼ全て前記濃厚通路に導入し、低負荷動作下では、前記気化器によって供給された燃料の小部分を前記前記濃厚通路に導入し、かつ該燃料を濃厚通路および希薄通路の両方に導入するように配置構成されることとを特徴とするクランク室掃気式2行程機関。
IPC (4件):
F02B 25/16 ,  F02B 25/22 ,  F02B 33/44 ,  F02M 19/00
FI (4件):
F02B 25/16 H ,  F02B 25/22 ,  F02B 33/44 B ,  F02M 19/00 A
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 特開昭61-185617
  • 特公昭63-008286
  • ニサイクルエンジン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-346478   出願人:株式会社丸山製作所
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