特許
J-GLOBAL ID:201103004827467161

ヘミング成形金型

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小林 保 ,  大塚 明博
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-037881
公開番号(公開出願番号):特開2000-237831
特許番号:特許第4530441号
出願日: 1999年02月16日
公開日(公表日): 2000年09月05日
請求項(抜粋):
【請求項1】 アウタパネル(2)とインナパネル(3)のそれらのヘミング部フランジ(2a,3a)とヘミング部フランジ(2b、3b)同士をそれぞれ抱き合わせ、前記アウタパネル(2)の幅方向両側端部を前記インナパネル(3)の幅方向両側端部の外側に垂直方向に立ち上げた状態にある中空断面の成形ワーク(1)をワークセット位置決め台(201)の上にセットする下型(200)と, 前記アウタパネル(2)の上にインナパネル(3)を重ね合わせてなる成形ワーク(1)を位置決め固定するワークセット位置決め台(201)を挟んで前記下型(200)に支軸ピン(205,212)を介して揺動可能に支持されるパンチホルダ(206,213)を有し、該パンチホルダ(206,213)に前記アウタパネル(2)の垂直方向に立ち上げた両側端部のヘミング部フランジ(2a,2b)を所定角度に折り返すためのヘミングパンチ(207,214)を担持すると共に回転可能に軸支されたカムローラ(209,216)を備えた一対の端部予備曲げ機構(202,203)と, 前記一対の端部予備曲げ機構(202,203)に設けられ、該一対の端部予備曲げ機構(202,203)が前記支軸ピン(205,212)を軸に揺動したときに前記一対の端部予備曲げ機構(202,203)の全体を原位置に復帰させる方向へ付勢するリターンスプリング(208,215)と, 前記下型(200)に臨む内側下面(101)が平坦に形成された上型(100)と, 前記上型(100)と一体に上下動作して前記一対の端部予備曲げ機構(202,203)に設けられるカムローラ(209,216)が表面を転動することによって該カムローラ(209,216)と係脱するカム部材(113,116)を備え、前記カムローラ(209,216)への当接によって前記一対の端部予備曲げ機構(202,203)の前記パンチホルダ(206,213)を介してヘミングパンチ(207,214)のそれぞれを前記成形ワーク(1)のヘミング部フランジ(2a,2b)に押し当て、前記カムローラ(209,216)が前記カム部材(113,116)の表面を転動することにより前記成形ワーク(1)のヘミング部フランジ(2a,2b)を押し曲げ、該成形ワーク(1)のヘミング部フランジ(2a,2b)が所定角度に折り返された段階で前記リターンスプリング(208,215)によって前記一対の端部予備曲げ機構(202,203)を原位置に復帰させる後退動作を可能にし、前記上型(100)の内側下面(101)に基端が固定支持されて垂下されるドライバ(110,111)と, 前記上型(100)の内側下面(101)に基端が固定支持されて垂下されるものであって、前記上型(100)の下降動作に伴って前記上型(100)と一体に上下動作して前記一対の端部予備曲げ機構(202,203)に設けられるカムローラ(209,216)を前記ドライバ(110,111)によって前記リターンスプリング(208,215)に抗して押圧して前記成形ワーク(1)のヘミング部フランジ(2a,2b)を前記一対の端部予備曲げ機構(202,203)によって所定角度折り曲げた後、前記上型(100)のさらなる下降動作によって前記ドライバ(110,111)のカム部材(113,116)によってカムローラ(209,216)への押圧を解除し、前記成形ワーク(1)のヘミング部フランジ(2a,2b)を所定角度折り曲げて前記ヘミングパンチ(207,214)が定位置に復帰した後に、垂直方向の上方から降下して前記一対の端部予備曲げ機構(202,203)によって所定角度折り曲げられた前記成形ワーク(1)のヘミング部フランジ(2a,2b)を加圧するスタンプパンチ(108,109)と, 前記ヘミングパンチ(207,214)を保持する断面L形に形成され前記一対の端部予備曲げ機構(202,203)を構成するパンチホルダ(206,213)の長手方向のいずれか一側の端部に前記カムローラ(209,216)と同径サイズの回転自由な状態で保持される1個もしくは複数個の強制戻しローラ(230,231)と、前記上型(100)の内側下面(101)に基端が固定され、その下端部に凹形状のローラ戻しカム面(120a,121a)が設けられており、前記上型(100)と一体になって昇降動作する一対の強制戻しレバー(120,121)とからなり、 前記上型(100)の昇降動作によって生じる前記強制戻しレバー(120,121)の昇降動作によって前記ローラ戻しカム面(120a,121a)に前記強制戻しローラ(230,231)が係脱自在に係合し、該ローラ戻しカム面(120a,121a)の傾斜角に沿って前記パンチホルダ(206,213)に保持される前記ヘミングパンチ(207,214)を傾動する一対の端部予備曲げ機構強制戻し装置を備え, 前記上型(100)の下降動作に連動して前記一対の端部予備曲げ機構を強制的に原位置の方向へ前記リターンスプリング(208,215)と共働して後退させるようにしたことを特徴とするヘミング成形金型。
IPC (2件):
B21D 39/02 ( 200 6.01) ,  B21D 19/08 ( 200 6.01)
FI (2件):
B21D 39/02 E ,  B21D 19/08 C
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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