特許
J-GLOBAL ID:201103004857189620

生菌数測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶山 佶是 (外1名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-140215
公開番号(公開出願番号):特開平6-181743
特許番号:特許第2588113号
出願日: 1987年11月16日
公開日(公表日): 1994年07月05日
請求項(抜粋):
【請求項1】 被測定微生物を含む検体のそれぞれが収容されるマイクロプレートが備えられ、該検体を該マイクロプレートの穴内で下記の5種類の液体選択培地により、各液体選択培地につき複数の段階に希釈し、攪拌する自動希釈・攪拌装置と、該希釈検体に、培養開始及び培養終了の時点で、ピーク波長が366nmの励起光を照射し、該希釈検体中の微生物から発せられる波長430〜490nmの蛍光の強度を測定する自動蛍光測定装置と、該希釈検体中の微生物を培養するインキュベータと、培養前の生菌数が予めわかっている既知の微生物種についてそれぞれ対応する液体選択培地を用いて複数の段階に希釈し、各希釈段階について培養前及び培養後の蛍光強度を測定することにより求められた、各微生物種の蛍光強度差と生菌数とに関するデータベースが記憶された外部記憶装置と、前記自動蛍光測定装置による測定値に基づき外部記憶装置のデータベースを検索、参照し、データ処理を行うと同時に自動希釈・攪拌装置に対して前記マイクロプレートをロードして前記5種類の液体選択培地を生成させかつこれら培地に対して前記複数の段階に希釈させる制御をし、この希釈された培地を持つ前記マイクロプレートを前記自動蛍光測定装置にロードする制御をし、かつ前記自動蛍光測定装置に対してロードされた前記希釈された培地を持つ前記マイクロプレートの各前記培地について蛍光強度を測定させる制御をし、前記自動蛍光測定装置によりこのとき得られた各前記培地の蛍光強度を第1の蛍光強度として得て、前記自動蛍光測定装置から前記マイクロプレートをアンロードする制御をし、前記第1の蛍光強度を測定した培養後の前記マイクロプレートを前記自動蛍光測定装置にロードする制御をし、前記自動蛍光測定装置に対してロードされた培養後の前記マイクロプレートの各前記培地について蛍光強度を測定させる制御をし、前記自動蛍光測定装置によりこのとき得られた各前記培地の蛍光強度を第2の蛍光強度として得て、かつ、前記第2の蛍光強度と前記第1の蛍光強度の差に応じて増殖した生菌数を算出する処理を行うプロセッサとからなり、前記液体選択培地として、ラブ-レムコ,プロテオースペプトンNo.3,トリプチケース,酵母エキス,肝臓浸出液,ラフィノース,塩類溶液A,塩類溶液B,消泡剤,ツイーン80,L-システインHCl・H2O,プロピオン酸ナトリウムおよびコリマイシンからなるビヒドバクテリウム属菌用液体選択培地,肉エキス,ペプトン,カゼイン,乳糖,白糖,デオキシコール酸ナトリウム,チオ硫酸ナトリウム,クエン酸ナトリウム,クエン酸アンモニウムおよび精製水からなる大腸菌用液体選択培地,肉エキス,プロテオーズペプトン,乳糖,白糖,サリシン,胆汁酸塩,塩化ナトリウム,チオ硫酸ナトリウム,クエン酸アンモニウム,デオキシコール酸ナトリウムおよび精製水からなるサルモネラ菌用菌液体選択培地,酵母エキス,ペプトン,ケラチン,乳糖,マンニット,塩化ナトリウム,リン酸2カリウム,塩化リチウム,フェノールエチルアルコールおよび精製水からなる黄色ブドウ状球菌用液体選択培地, プロテオーズペプトン,酵母エキス,肝臓エキス,塩化ナトリウム,ヴァンコマイシン,ポリミキシンB,トリムトブリム,セファロシン,アンフォテリシンBおよび精製水からなるキャンピロバクター用液体選択培地,および、バクトポテトデキストロースブイヨン,10%酒石酸および精製水からなる酵母菌用液体選択培地,を使用することを特徴とする生菌数測定装置。
IPC (6件):
C12M 1/34 ,  C12N 1/38 ,  G01N 21/78 ,  C12Q 1/06 ,  C12Q 1/10 ,  C12Q 1/14
FI (7件):
C12M 1/34 D ,  C12M 1/34 B ,  C12N 1/38 ,  G01N 21/78 C ,  C12Q 1/06 7823-4B ,  C12Q 1/10 7823-4B ,  C12Q 1/14 7823-4B

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