特許
J-GLOBAL ID:201103005078810314

容器内の流体の粘度を測定する方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 丸山 敏之 ,  宮野 孝雄 ,  北住 公一
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-024692
公開番号(公開出願番号):特開平11-271205
特許番号:特許第4132348号
出願日: 1999年02月02日
公開日(公表日): 1999年10月05日
請求項(抜粋):
【請求項1】 容器又はパイプ内の流体の粘度を計測する装置において、 容器又はパイプ内の流体に信号を送信する送信手段であって、前記容器又はパイプに接触して、容器又はパイプ内の流体に信号を提供するように構成されている送信手段と、 流体を通過して減衰した信号を受信する受信手段であって、前記容器又はパイプに接触し、容器又はパイプ内の流体から該信号を受信する受信手段と、 受信手段に接続され、信号が流体を通過して減衰した信号から容器又はパイプ内の流体の粘度を測定する測定手段とを具えており、 信号の減衰は、AEXT、ATRANS、AVIS、ATRANS、AREF、及びASPREADに依存しており、 AEXTは、多くのソースに起因した容器又はパイプ内の流体に依存しない信号の減衰をデシベル単位で表したものであり、 ATRANSは、密度と超音波の伝播速度とが相違する2媒体の境界を通過するエネルギーの減衰を、以下の式に従ってデジベル単位で表したものであって、 ここで、 ρi=媒体iの密度、 Ci=媒体i中における信号の伝搬速度、 1=容器又はパイプを示す下添字、 2=流体を示す下添字、 であり、 AREFは、流体の境界にて反射したエネルギーに関する減衰を、以下の式に従ってデジベル単位で表したものであって、 AVISは、粘性損失による減衰を、以下の式に従ってデジベル単位で表したものであって、 ここで、 α=長さの逆数を単位とする減衰定数、 ω=角周波数(ラジアン/秒)、 C=流体内における信号の伝搬速度、 η=絶対剪断粘度、 ηB=絶対体積粘度、 ρ=流体の質量密度、 a,b=剪断粘度および体積粘度に関しており、流体の分子構造によって決まる定数、 KV=|a+bηB/η|=粘性修正因子、 であり、 ここで、 L=経路長、 f=信号の周波数、 であり、 ASPREADは、拡がり減衰を、以下の式に従ってデジベル単位で表したものであって、 ここで、 f=信号の周波数、 Cf=流体内での音速、 L=経路長、 KS=送信手段の寸法及び特性に依存する定数、 である装置。
IPC (2件):
G01N 11/00 ( 200 6.01) ,  G01N 29/02 ( 200 6.01)
FI (2件):
G01N 11/00 A ,  G01N 29/02
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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