特許
J-GLOBAL ID:201103005432887567

GPS受信機の時刻決定方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-015162
公開番号(公開出願番号):特開2011-153890
出願日: 2010年01月27日
公開日(公表日): 2011年08月11日
要約:
【課題】 ホットスタート時におけるTTFFを短くする。【解決手段】 RTCの時刻から所定の範囲にある時刻を候補時刻とし、この候補時刻における衛星の位置をエフェメリスデータに基づいて算出し、算出した衛星の位置に基づいて、前回の測位位置と衛星との距離を算出する。続いて、算出した距離に基づいて、候補時刻に対する衛星からの送信時刻を算出し、送信時刻における衛星の位置を算出して、算出した衛星の位置と前回の測位位置とに基づいて衛星受信機間距離を算出する。次に、衛星受信機間距離の1ミリ秒以下の桁に対応する部分と、衛星から実際に受信した擬似距離の1ミリ秒以下の部分との差を擬似距離残差とし、各衛星の擬似距離残差を算出して測位させ、その測位位置での擬似距離残差を求め、その標準偏差が小さい候補時刻を割り出す。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
GPS受信機に、GPS受信機の前回の測位位置、リアルタイムクロックの時刻およびエフェメリスデータが保有されている時に、GPS受信機の正しい時刻を決定するGPS受信機の時刻決定方法であって、 リアルタイムクロックの時刻から所定の範囲にある時刻を候補時刻とし、この候補時刻における衛星の位置をエフェメリスデータに基づいて算出し、 算出した衛星の位置に基づいて、前回の測位位置と衛星との距離を算出し、 算出した距離に基づいて、前記候補時刻に対する衛星からの送信時刻を算出し、 算出した送信時刻における衛星の位置を算出して、算出した衛星の位置と前回の測位位置とに基づいて衛星受信機間距離を算出し、 算出した衛星受信機間距離の1ミリ秒以下の桁に対応する部分と、衛星から実際に受信した擬似距離の1ミリ秒以下の部分との差を擬似距離残差とし、各衛星の擬似距離残差を算出して測位させ、その測位位置での擬似距離残差を求め、その標準偏差が最小となる候補時刻を割り出してGPS受信機の正しい時刻とする、 ことを特徴とするGPS受信機の時刻決定方法。
IPC (2件):
G01S 19/24 ,  G01S 19/23
FI (2件):
G01S5/14 542 ,  G01S5/14 540
Fターム (7件):
2F129BB03 ,  2F129BB63 ,  5J062AA02 ,  5J062AA13 ,  5J062CC07 ,  5J062DD23 ,  5J062EE05
引用特許:
審査官引用 (3件)

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