特許
J-GLOBAL ID:201103006261948720

地盤改良体の造成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 嘉英
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-014983
公開番号(公開出願番号):特開2011-153449
出願日: 2010年01月27日
公開日(公表日): 2011年08月11日
要約:
【課題】 改良対象となる地盤の地上付近に鉄道設備等が存在する場合に有用な高圧噴射併用型の機械攪拌杭工法を利用し、地盤改良体の造成から長時間が経過した後であっても、容易に芯材を挿入可能として、止水防護壁の機能を兼ね備えた仮土留め壁を容易かつ確実に造成する。【解決手段】 高圧噴射併用型の機械攪拌杭施工装置10を用いて地盤改良体の造成を行う。固化材中に固化遅延剤を混入して、地盤改良体の固化を少なくとも20時間遅延させ、地盤改良体中にH型鋼を挿入する工程を含む。地盤改良体中に芯材を挿入する時点で、地盤改良体のテーブルフロー値が130mm以上となるように、固化遅延剤の添加量を調整し、振動工法を併用して芯材を地盤改良体中に挿入する。また、地盤改良体のテーブルフロー値が150mm以上となるように、固化遅延剤の添加量を調整し、芯材を地盤改良体中に自沈させる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
攪拌羽根と、固化材の吐出口及び噴射ノズルと、を備えたロッドを回転させながら地盤中に貫入し、前記吐出口から固化材を低圧で吐出させると共に、前記噴射ノズルから固化材を高圧で噴射させ、前記攪拌羽根により前記地盤中を掘削攪拌すると共に、その外周地盤を前記固化材の高圧噴射により切削攪拌して、前記地盤中に改良体を形成する高圧噴射併用型の機械攪拌杭工法を用いた地盤改良体の造成方法において、 前記固化材中に固化遅延剤を混入して、前記地盤改良体の固化を少なくとも20時間遅延させ、前記地盤改良体中に芯材を挿入する工程を含み、 前記地盤改良体中に前記芯材を挿入する時点で、前記地盤改良体のテーブルフロー値が130mm以上となるように、工事対象となる前記地盤の土質に応じて、前記固化遅延剤の添加量を調整し、振動工法を併用して前記芯材を前記地盤改良体中に挿入することを特徴とする地盤改良体の造成方法。
IPC (1件):
E02D 3/12
FI (1件):
E02D3/12 102
Fターム (6件):
2D040AB03 ,  2D040BA08 ,  2D040CA01 ,  2D040CB03 ,  2D040CC02 ,  2D040EA18
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る