特許
J-GLOBAL ID:201103008019451474
拡管性と低温靭性に優れた油井用溶接鋼管の製造方法および溶接鋼管
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-123749
公開番号(公開出願番号):特開2011-246793
出願日: 2010年05月31日
公開日(公表日): 2011年12月08日
要約:
【課題】肉厚精度±10%を満足しながら、優れた拡管性と低温靭性を有する油井用溶接鋼管を提供する。【解決手段】C,Si,Mn,Al,P,Sn,S,N,Oを規定し、かつ、30*C+100*(P+Sn)+1000*(S+N+O)を16.0%未満とした鋼スラブを特定の熱延条件で熱間圧延し、得られた熱延鋼帯を、スリットし、連続ロール成形によって円弧状断面とし、該円弧状断面の両端を溶接し、該溶接してなる溶接部のみを750〜1000°Cに加熱後500°C以下まで5°C/s以上の冷却速度で冷却することで、拡管性と低温靭性に優れた引張強度490MPa以上、降伏比0.74〜0.92の油井用溶接鋼管を得る。鋼は、Cu,Ni,Cr,Mo,Nb,V,Ti,W,B,Ca,REMのいずれか1種又は2種以上を規定量だけ含有してもよい。【選択図】図1
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.05〜0.25%、Si:0.001〜2.00%、Mn:0.50〜2.50%、Al:0.010〜0.100%を含有し、P:0.019%以下、Sn:0.10%以下、S:0.005%以下、N:0.0049%以下、O:0.0030%以下で、かつ、30*C+100*(P+Sn)+1000*(S+N+O)が16.0%未満であり、残部Fe及び不可避的不純物からなる組成を有する鋼スラブを、1150〜1300°Cに加熱して30分以上均熱保持し、全圧下率93.0〜98.0%で熱間圧延を施し、750°C以上で仕上げ圧延を終え、750〜600°C間の冷却時間を4s以上とし、300°C超600°C未満の巻取温度で巻き取って熱延鋼帯となし、該熱延鋼帯をスリットし、連続ロール成形によって円弧状断面とし、該円弧状断面の両端を溶接し、該溶接してなる溶接部のみを750〜1000°Cに加熱後500°C以下まで5°C/s以上の冷却速度で冷却することを特徴とする、拡管性と低温靭性に優れた引張強度490MPa以上、降伏比0.74〜0.92の油井用溶接鋼管の製造方法。
IPC (6件):
C21D 9/08
, C21D 9/50
, C22C 38/00
, C22C 38/06
, C22C 38/58
, C21D 8/02
FI (6件):
C21D9/08 F
, C21D9/50 101A
, C22C38/00 301Z
, C22C38/06
, C22C38/58
, C21D8/02 B
Fターム (59件):
4K032AA01
, 4K032AA02
, 4K032AA04
, 4K032AA05
, 4K032AA08
, 4K032AA11
, 4K032AA12
, 4K032AA14
, 4K032AA16
, 4K032AA17
, 4K032AA19
, 4K032AA21
, 4K032AA22
, 4K032AA23
, 4K032AA26
, 4K032AA27
, 4K032AA29
, 4K032AA31
, 4K032AA32
, 4K032AA35
, 4K032AA36
, 4K032AA37
, 4K032AA40
, 4K032BA01
, 4K032BA03
, 4K032CA02
, 4K032CA03
, 4K032CB02
, 4K032CC03
, 4K032CC04
, 4K032CD01
, 4K032CD02
, 4K032CD03
, 4K032CE01
, 4K032CF02
, 4K032CF03
, 4K042AA06
, 4K042AA24
, 4K042BA01
, 4K042BA02
, 4K042BA05
, 4K042CA02
, 4K042CA03
, 4K042CA05
, 4K042CA06
, 4K042CA08
, 4K042CA09
, 4K042CA10
, 4K042CA12
, 4K042CA13
, 4K042CA14
, 4K042DA02
, 4K042DA03
, 4K042DA06
, 4K042DC02
, 4K042DC03
, 4K042DD05
, 4K042DE05
, 4K042DE06
引用特許:
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