特許
J-GLOBAL ID:201103008228655710
表面保護用フィルム
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
河備 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-287876
公開番号(公開出願番号):特開2011-126187
出願日: 2009年12月18日
公開日(公表日): 2011年06月30日
要約:
【課題】フィッシュアイが非常に少なく、アンチブロッキング剤を用いなくてもブロッキング性に優れ、透明性に優れ、剥離力の制御と繰り出し性能が改良された、表面保護用フィルムの提供。【解決手段】基材層の一方の面に粘着層が形成され、他方の面に剥離処理層が形成された表面保護用フィルムで、基材層がメタロセン触媒を用い、第1工程でプロピレン単独又はプロピレン-エチレンランダム共重合体と第2工程でプロピレン-エチレンランダム共重合体が逐次重合して得られ、特定のMFR、DMA特性を有するプロピレン-エチレンブロック共重合体で形成され、粘着層が特定の密度、TREF値、分子量分布を有する軟質ポリプロピレン系樹脂で形成され、剥離処理層がシリコーン系又は長鎖アルキル系剥離処理剤で形成されていることを特徴とする表面保護用フィルム。【選択図】なし
請求項(抜粋):
基材層の一方の面に粘着層が形成され、他方の面に剥離処理層が形成された表面保護用フィルムにおいて、基材層がメタロセン触媒を用いて重合され下記(a1)〜(a2)の特性を有するプロピレン-エチレンブロック共重合体(A)で形成され、粘着層が下記(b1)〜(b4)の特性を有する軟質ポリプロピレン系樹脂(B)で形成され、剥離処理層がシリコーン系又は長鎖アルキル系剥離処理剤(C)で形成されていることを特徴とする表面保護用フィルム。
(A)プロピレン-エチレンブロック共重合体
(a1)メタロセン系触媒を用いて、第1工程でプロピレン単独又はプロピレン-エチレンランダム共重合体成分(A1)を30〜95重量%、第2工程で成分(A1)よりも多くのエチレンを含有するプロピレン-エチレンランダム共重合体成分(A2)を70〜5重量%逐次重合して得られるプロピレン-エチレンブロック共重合体
(a2)メルトフローレート(MFR:230°C 2.16kg)が1〜30g/10分
(B)軟質プロピレン系樹脂
(b1)メルトフローレート(MFR:230°C、2.16kg)が2〜30g/10分
(b2)密度が0.85〜0.89g/cm3
(b3)ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により求めた重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)が1.5〜3
(b4)昇温溶離分別(TREF)法で測定した-15°C以下の可溶分(S-15)が55重量%以上
IPC (3件):
B32B 27/32
, B32B 27/00
, C09J 7/02
FI (4件):
B32B27/32 103
, B32B27/00 L
, B32B27/00 M
, C09J7/02 Z
Fターム (26件):
4F100AH06C
, 4F100AK04B
, 4F100AK07A
, 4F100AK07B
, 4F100AL02B
, 4F100AL03B
, 4F100BA03
, 4F100BA07
, 4F100BA10A
, 4F100BA10C
, 4F100CA12C
, 4F100JA06A
, 4F100JA06B
, 4F100JA07A
, 4F100JA07B
, 4F100JA13A
, 4F100JK13A
, 4F100JL14C
, 4F100YY00A
, 4F100YY00B
, 4J004AB01
, 4J004CA04
, 4J004CB03
, 4J004CC02
, 4J004DB01
, 4J004FA04
引用特許:
前のページに戻る