特許
J-GLOBAL ID:201103008653730572

異方性希土類磁石粉末の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-252829
公開番号(公開出願番号):特開2001-076917
特許番号:特許第3250551号
出願日: 1999年09月07日
公開日(公表日): 2001年03月23日
請求項(抜粋):
【請求項1】 11〜15at%の希土類元素(以下、Rと略記する)と5.5〜8.0at%ホウ素(B)と鉄(Fe)とを主成分とし、不可避の不純物元素を含むRFeB系合金を水素ガス雰囲気下で保持し、該原料合金と水素を600°C以下の温度で反応させて水素化合物(R2Fe14BHx;xは水素量を表す)とする低温水素化工程と、得られた該水素化合物を0.2〜0.6atmの水素ガス圧力下で760〜860°Cに加熱して該RFeB系合金と水素との反応を次の反応速度式に示す Vr=(1/0.576)・(((PH2)1/2-0.39)/0.61)・exp(-Ea/RT)×10-9(ここで、Vr:相対反応速度、PH2:水素ガス圧力(Pa)、Ea:活性化エネルギー(J/molK)、T:温度(K)である。)で表される相対反応速度Vrを0.05〜0.80の順組織変態の相対反応速度範囲内で進行させることを特徴とする高温水素化工程と、0.1〜0.001atmの水素ガス圧力下で所定の温度に加熱して該RFeB系合金と水素との反応を次の反応速度式に示す Vr=(1/0.576)・(0.39-(PH2)1/2/0.38)・exp(-Ea/RT)×10-9(ここで、Vr:相対反応速度、PH2:水素ガス圧力(Pa)、Ea:活性化エネルギー(J/molK)、T:温度(K)である。)で表される相対反応速度Vrを0.10〜0.95の逆組織変態の相対反応速度範囲内で進行させる第一排気工程と、その後10-1torr以下になるまで該RFeB系合金中の水素を強制的に除去する第二排気工程とからなる脱水素化工程と、を有することを特徴とする異方性希土類磁石粉末の製造方法。
IPC (4件):
H01F 1/06 ,  B22F 1/00 ,  C22C 38/00 303 ,  H01F 1/053
FI (5件):
B22F 1/00 D ,  B22F 1/00 Y ,  C22C 38/00 303 D ,  H01F 1/06 A ,  H01F 1/04 H
引用特許:
審査官引用 (3件)

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