特許
J-GLOBAL ID:201103010052927764

自動車用変速機のパーキング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西郷 義美
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-103557
公開番号(公開出願番号):特開2000-289482
特許番号:特許第3962968号
出願日: 1999年04月12日
公開日(公表日): 2000年10月17日
請求項(抜粋):
【請求項1】 手動変速機をベースとした自動変速可能な自動車用変速機を設け、この変速機のセレクトレバーのレバー軸内に摺動可能に設けられたロッドの端部に取り付けられるポジションピンをポジションプレートの段部開口に形成された段部に係合させて前記セレクトレバーを所定のレンジ位置に移動させ、前記レンジ位置を検出してシフト及びセレクト操作を行うモータアクチュエータを設けるとともにこのモータアクチュエータを駆動制御するコントローラを設け、前記変速機のトルク伝達系統を機械的にロックするパーキング機構を設けた自動車用変速機のパーキング装置において、前記パーキング機構と前記セレクトレバーとの間に手動操作手段を設け、該手動操作手段は、セレクトレバーに対して同一回動中心を有すべく、前記セレクトレバーの下端を軸支する支軸に中間部位が装着される切換プレートと、パーキング機構のパーキングギヤに係合するパーキングアームと、前記切換プレートとパーキングアームとを連絡するセレクトケーブルとを有し、前記セレクトレバーの回動により前記ポジションピンが係合する凹部を前記切換プレートの上端に形成するとともにセレクトケーブルの一端を前記切換プレートの下端に接続させて設け、Pレンジ位置とRレンジ位置の間では、前記凹部とポジションピンとが係合することにより前記切換プレートは前記シフトレバーと一体的に回動し、この切換プレートの回動動作は前記セレクトケーブルを介してパーキングアームに連絡され、パーキングアームに設けた係合凸部をパーキングギヤに係合させて変速機をロック状態とするロック動作と、この係合凸部とパーキングギヤとの係合を解除させて変速機をロック解除状態するロック解除動作とを前記セレクトレバーの回動で切換操作可能に構成し、前記ポジションプレートの後退用の前記段部と中立用の前記段部との間の下部に上向きの突出段差を形成し、前記凹部の2速側の一端の突出高さをこの突出段差の高さ位置より低く設定し、RレンジとNレンジとの間では前記ポジションピンを前記凹部から抜け出させて前記切換プレートと前記セレクトレバーとの係合を解除させて前記セレクトレバーのみを回動させ、前記セレクトレバーのレンジ位置を検出することによって前記モータアクチュエータによりシフト及びセレクト操作を行うように構成したことを特徴とする自動車用変速機のパーキング装置。
IPC (3件):
B60K 20/02 ( 200 6.01) ,  B60T 1/06 ( 200 6.01) ,  F16H 63/34 ( 200 6.01)
FI (3件):
B60K 20/02 G ,  B60T 1/06 G ,  F16H 63/34
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る