特許
J-GLOBAL ID:201103010193499030

ボンクレキン酸前駆化合物及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐伯 憲生
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-006736
公開番号(公開出願番号):特開2002-105045
特許番号:特許第3942828号
出願日: 2001年01月15日
公開日(公表日): 2002年04月10日
請求項(抜粋):
【請求項1】 下記(1)〜(8)の工程を含んでなるボンクレキン酸のC1〜C10セグメントの製造方法。 (1)一般式[1] [式中、R1は、 (但し、R2は、ベンジル基、イソプロピル基又はメチル基を表し、R3,R4はそれぞれ独立して水素原子又はフェニル基を表す。) 又は を表す。]で示される化合物を、一般式[2] (式中、R5は、t-ブチルジフェニルシリル基、トリイソプロピルシリル基、t-ブチルジメチルシリル基、トリエチルシリル基、トリメチルシリル基、p-メトキシフェニルメチル基、ベンジル基、テトラヒドロピラニル基、メトキシメチル基、アセチル基又はメトキシエトキシメチル基を表し、X1はハロゲン原子を表す。)で示される化合物と反応させて、一般式[3] (式中、R1,R5は前記と同じ。) で示される化合物とする工程。 (2)上記(1)で得られた一般式[3]で示される化合物を還元して、一般式[4] (式中、R5は前記と同じ。) で示されるアルコール体とする工程。 (3)上記(2)で得られたアルコール体を酸化して、一般式[5] (式中、R5は前記と同じ。) で示されるアルデヒド体とした後、一般式[6] (式中、R8,R9はそれぞれ独立してアルキル基を表す。また、R8とR9とが一緒になってアルキレン基を形成していてもよい。)で示されるジクロロメチルボロニックエステルと反応させて、一般式[7] (式中、R5,R8及びR9は前記と同じ。) で示されるボロニックエステル体とする工程。 (4)上記(3)で得られたボロニックエステル体を、一般式[8] (式中、R6は、t-ブチルジフェニルシリル基、トリイソプロピルシリル基、t-ブチルジメチルシリル基、トリエチルシリル基、トリメチルシリル基、p-メトキシフェニルメチル基、ベンジル基、テトラヒドロピラニル基、メトキシメチル基、アセチル基又はメトキシエトキシメチル基を表す。)で示される化合物と反応させて、一般式[9] (式中、R5,R6は前記と同じ。但し、R5≠R6) で示されるカップリング体とする工程。 (5)上記(4)で得られたカップリング体を、一般式[10] (式中、R7は、t-ブチルジフェニルシリル基、トリイソプロピルシリル基、t-ブチルジメチルシリル基、トリエチルシリル基、トリメチルシリル基、p-メトキシフェニルメチル基、ベンジル基、テトラヒドロピラニル基、メトキシメチル基、アセチル基又はメトキシエトキシメチル基を表し、X2はハロゲン原子を表す。)で示される化合物と反応させて、一般式[11] (式中、R5,R6及びR7は前記と同じ。但し、R5≠R6且つR5≠R7) で示される化合物とする工程。 (6)上記(5)で得られた一般式[11]で示される化合物の10位の水酸基の保護基R5を脱保護して、一般式[12] (式中、R6,R7は前記と同じ。)で示されるアリルアルコール体とする工程。 (7)上記(6)で得られたアリルアルコール体の水酸基をハロゲン置換して、一般式[13] (式中、X3はハロゲン原子を表し、R6,R7は前記と同じ。) で示されるハロゲン体とする工程。 (8)上記(7)で得られたハロゲン体を一般式[14] (式中、R10は低級アルキル基又はアリール基を表し、Mはアルカリ金属原子を表す。)で示されるスルフィン酸塩と反応させて、一般式[15] (式中、R6,R7及びR10は前記と同じ。) で示されるスルホン体とする工程。
IPC (3件):
C07C 315/04 ( 200 6.01) ,  C07C 317/18 ( 200 6.01) ,  C07C 317/22 ( 200 6.01)
FI (3件):
C07C 315/04 ,  C07C 317/18 ,  C07C 317/22
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平1-273594
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-273594

前のページに戻る