特許
J-GLOBAL ID:201103010574368340

液体供給部材、液体供給部材の製造方法、液体吐出ヘッドの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 阿部 琢磨 ,  黒岩 創吾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-263075
公開番号(公開出願番号):特開2011-104896
出願日: 2009年11月18日
公開日(公表日): 2011年06月02日
要約:
【課題】 供給路となる溝の近傍に位置する部材同士の当接部に、溝に沿って複数配置されたレーザー光源からレーザー光を照射して部材同士を溶着することにより液体供給部材を形成する場合に、未溶着部が生じる可能性を低減する。【解決手段】 溝の長手方向に沿って複数設けられた第一のレーザー光源から、部材同士の当接がなされた当接部に向けてレーザー光を照射する。これと並行して、第一のレーザー光源のうちの、長手方向に関する端部のレーザー光源、の近傍に設けられた第二のレーザー光源から、当接部の外側の、長手方向に関する溝の端部の近傍に位置する部分に向けて、レーザー光を照射する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
レーザー光に対して透過性を有する透過性部材と、レーザー光に対して吸収性を有する吸収性部材とを備え、前記透過性部材及び前記吸収性部材の少なくともいずれか一方には液体を吐出する吐出口に液体を供給する供給路となる溝が設けられた液体供給部材の製造方法であって、 前記溝を内側にして前記透過性部材と前記吸収性部材とを当接する当接工程と、 前記溝の長手方向に沿って複数設けられた第一のレーザー光源から、前記透過性部材と前記吸収性部材との前記当接がなされた、前記溝の周囲にある当接部、に向けて前記透過性部材を介してレーザー光を照射し、前記透過性部材と前記吸収性部材とを前記当接部で溶着することで前記供給路を形成する形成工程と、 を有し、 前記形成工程では、複数の前記第一のレーザー光源からのレーザー光の照射と並行して、複数の前記第一のレーザー光源のうちの、前記長手方向に関する端部のレーザー光源、の近傍に設けられた第二のレーザー光源から、前記吸収性部材の、前記当接部の外側の、前記長手方向に関する前記溝の端部の近傍に位置する部分、に向けて前記透過性部材を介してレーザー光を照射することを特徴とする液体供給部材の製造方法。
IPC (1件):
B41J 2/16
FI (1件):
B41J3/04 103H
Fターム (6件):
2C057AF65 ,  2C057AF93 ,  2C057AG46 ,  2C057AP23 ,  2C057AP27 ,  2C057AQ03
引用特許:
審査官引用 (2件)

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