特許
J-GLOBAL ID:201103010621591753

垂直離着陸飛行機

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-047092
公開番号(公開出願番号):特開2011-162173
出願日: 2010年02月13日
公開日(公表日): 2011年08月25日
要約:
【課題】広い滑走路を必要とせず、ヘリコプター並みの垂直離着陸性能を有し、一般的な飛行機と、ほぼ同等の水平飛行性能と航続距離を確保し、構造がシンプルで、複雑な航空力学的計算を必要としない、実用化が可能な垂直離着陸飛行機の技術が求められている。【解決手段】課題を解決する為、以下の様に装置する。 1,主翼と尾翼と垂直尾翼を有する一般的な飛行機の構造に対して、主翼を、前主翼と後主翼の2つとし、それぞれの主翼に、左右一対の推進用プロペラを装置する。 2,前後の主翼を、略水平から略垂直まで、段階的に可変させる事で、離着陸時は、合計4個のプロペラを上向きとし、ヘリコプターの様な垂直上下動を可能にする。 3,前主翼及び、前主翼に取り付けられた推進用プロペラによる乱気流で、後主翼の空力性能が低下するのを防ぐ為、後主翼に取り付けるプロペラは、前主翼のプロて、真後の位置から若干ずらす。 4,主翼の、厚さが最も厚い位置に回転軸を備え、この回転軸は、胴体を貫いて左右の主翼を連結する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
略円筒状、又は細長い筒状、又は細長い棒状、又は板状の胴体に、前主翼・後主翼・水平尾翼・及び垂直尾翼を備え、各主翼に、それぞれ左右一対の推進用プロペラを装置した飛行機において、各主翼の取り付け角度、即ち迎角を、水平飛行状態の進行方向に対して、略平行から略垂直まで、3段階以上の段階的に変更可能に装置した事を特徴とする、垂直離着陸飛行機。尚、3段階以上とは、無数の段階による段階的制御、即ち、デジタル制御による無段可変も含み、各翼の後端や前端に、可動式のフラップや舵を備えた構成も含まれる。また、プロペラとは、回転軸の周りに、ねじれをもつ羽根を2枚以上取り付けた、周知の推進用プロペラの他、遠心式多翼送風機や軸流式送風機や斜流式送風機も含み、それらを組み合わせて使用する推進装置も含まれる。
IPC (2件):
B64C 29/00 ,  B64C 39/08
FI (2件):
B64C29/00 A ,  B64C39/08
引用特許:
審査官引用 (13件)
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