特許
J-GLOBAL ID:201103010923582540

ドップラー補正を行う航走雑音用音響測位装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 守 (外1名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-069924
公開番号(公開出願番号):特開2000-266833
特許番号:特許第3199240号
出願日: 1999年03月16日
公開日(公表日): 2000年09月29日
請求項(抜粋):
【請求項1】 航走体の放射雑音を2つ以上の受波器で受信し、受信された受波信号間の相互相関をとることにより、音響の方位を求める測位装置において、航走体の放射雑音を検出する受波器A(5),受波器B(6)と、入力された波形信号を一定レベルまで振幅増幅する受信回路(7,8)と、アナログ波形信号をデジタル波形信号に変換するA/D変換器(9,10)と、該デジタル波形信号をFFT処理し時間-周波数信号に変換するFFT処理器(11,12)と、FFT処理された時間-周波数信号を記憶する記憶装置(13,14)と、航走体振動特性に起因する航走雑音周波数帯域を検出する検出器(15)と、航走体振動特性に起因する航走雑音周波数帯域でバンドパスフィルター処理をするバンドパスフィルター処理器(16,17)と、ドップラー周波数による航走体速度検出器(18)と、前記バンドパスフィルター処理された波形信号についてドップラー現象による時間伸縮率を求めて、ドップラー補正を行うドップラー補正演算器(19)と、ドップラー補正された受波信号について相互相関処理を行いその最大値から航走雑音の受波器A(5)と受波器B(6)への到達時間差を検出する相互相関演算器(20)と、相互相関演算の結果から目標航走体の方位と位置を算出し表示する表示器(21)を具備し、音源が高速で航走した場合に、2つ以上の受波器で受信した受波信号間に生じるドップラー効果の影響を補正し、各受波信号間の相互相関の最大値の算出を可能にして、航走体放射雑音の各受波器までの到達時間差を検出し、音源の位置を特定することを特徴とするドップラー補正を行う航走雑音用音響測位装置。
IPC (2件):
G01S 3/808 ,  G01S 7/526
FI (2件):
G01S 3/808 ,  G01S 7/52 J
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 信号検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-301710   出願人:防衛庁技術研究本部長, 日本電気株式会社
  • 目標運動解析方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-153556   出願人:防衛庁技術研究本部長, 沖電気工業株式会社

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