特許
J-GLOBAL ID:201103012482471341

抗グリピカン3抗体を用いる肝癌細胞の検出法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 大野 聖二 ,  森田 耕司 ,  田中 玲子 ,  松任谷 優子 ,  北野 健 ,  伊藤 奈月
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2009055567
公開番号(公開出願番号):WO2009-116659
出願日: 2009年03月16日
公開日(公表日): 2009年09月24日
要約:
本発明は、被験体における肝癌細胞の存在を検出するためのインビトロ免疫アッセイ方法に関する。本発明の方法では、肝癌組織におけるグリピカン3抗原の発現を検出する際に、熱誘導抗原賦活化法による抗原賦活化処理と、プロテアーゼ抗原賦活化法による抗原賦活化処理とを組み合わせることによって、グリピカン3抗原の発現量や発現態様の差異を免疫組織化学的染色法によって検出することができる。このことにより、従来のHIER法ではグリピカン3が高発現していると認定されていた検体を、グリピカン3の発現量に応じて段階的に類別することが可能である。
請求項(抜粋):
被験体における肝癌細胞の存在を検出するためのインビトロの免疫アッセイ方法であって、 (a)前記被験体から調製された後に、パラフィンに包まれて透過性の支持体に取り付けられた、同一被験体より少なくとも二つの同視し得る一組の組織標品がパラフィン包埋切片として提供され、 (b)前記一組の組織標品の脱パラフィン処理が実施され、 (c)前記(b)処理が実施された同視し得る一組の組織標品の一方に対して熱誘導抗原賦活化法による抗原賦活化処理が施され、他方に対してプロテアーゼ抗原賦活化法による抗原賦活化処理が施され、 (d)前記(c)処理が施された組織標品中に存するグリピカン3と抗グリピカン3抗体との複合体の形成に適切な条件下で、当該標品に対して抗グリピカン3抗体が接触され、(e)複合体の存在が検出され、ここで、複合体が存在する場合に被験体において肝癌細胞が存在すると判定される、 の各工程を含む方法。
IPC (3件):
G01N 33/574 ,  G01N 33/48 ,  G01N 33/53
FI (4件):
G01N33/574 D ,  G01N33/574 A ,  G01N33/48 P ,  G01N33/53 Y
Fターム (25件):
2G045AA24 ,  2G045AA26 ,  2G045BA14 ,  2G045BB24 ,  2G045CB01 ,  2G045DA36 ,  2G045DA78 ,  2G045FA16 ,  2G045FB01 ,  2G045FB03 ,  2G045FB07 ,  2G045FB12 ,  2G045GC12 ,  2G045JA01 ,  4C085AA14 ,  4C085DD88 ,  4C085EE01 ,  4C085GG02 ,  4H045AA11 ,  4H045AA30 ,  4H045BA09 ,  4H045CA40 ,  4H045DA75 ,  4H045EA50 ,  4H045FA74
引用特許:
出願人引用 (3件)

前のページに戻る