特許
J-GLOBAL ID:201103013010865407

流体の分割方式による急速加熱

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 平木 祐輔 ,  関谷 三男 ,  渡辺 敏章 ,  松丸 秀和
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-545333
公開番号(公開出願番号):特表2011-511919
出願日: 2009年02月11日
公開日(公表日): 2011年04月14日
要約:
流体加熱装置は、入口から出口までの流体の流路を有し、流路に沿って複数の加熱セクションが配置されている。各加熱セクションは、少なくとも1対の電極であり、その電極間を、電流が流体を介して流され、流路に沿った流体通過の間、流体が抵抗加熱される。前記加熱セクションのうちの少なくとも1つは、複数の電気的に分離可能なセグメントから成る分割型電極を有している。これによって、分割型電極の有効なアクティブ領域は、セグメントを選択的に有効にすることによって制御することができる。コントローラは、各加熱セクションによって流体に供給されるべき必要な電圧と電流を決定し、温度に伴う流体導電率の変化だけでなく入力の導電率を考慮する。コントローラは、分割型電極の選択されたセグメントを有効にし、流体に、分割型電極による所望の電流と電圧を供給する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
流体を加熱する方法であって、本方法は、 入口から出口までの流路に沿って前記流体を通過させるステップであって、 前記流路は、第1の加熱セクションを通過する流体が続いて第2の加熱セクションを通過するように前記流路に沿って配置された、少なくとも前記第1および第2の加熱セクションを含み、 各加熱セクションは少なくとも1対の電極を含み、これらの電極間では、電流が前記流体を介して流され、前記流路に沿った流体通過の間に前記流体を抵抗加熱し、そして、 前記加熱セクションのうちの少なくとも1つは少なくとも1つの分割型電極を含み、 前記分割型電極は、複数の電気的に分離可能なセグメントを含み、その結果、前記セグメントを選択的に有効にすることによって、分割型電極の有効なアクティブ領域が、前記分割型電極に電圧が印加されると流れる電流が前記有効なアクティブ領域によって決まるように、制御可能となる、前記流体を通過させるステップと、 前記入口で流体の導電率を測定するステップと、 前記流体温度を第1の所望の量だけ上げるために、前記第1の加熱セクションによって前記流体に供給されるべき必要な電圧と電流を、測定される流体の導電率から求めるステップと、 前記第1の加熱セクションの動作の結果として生じる変化した流体の導電率を測定するステップと、 前記流体温度を第2の所望の量だけ上げるために、前記第2の加熱セクションによって前記流体に供給されるべき必要な電圧と電流を、前記変化した流体導電率から求めるステップと、 前記分割型電極によって所望の電流と電圧が供給されるように前記分割型電極のセグメントを有効にするステップと、を含む方法。
IPC (2件):
F24H 1/10 ,  H05B 3/00
FI (2件):
F24H1/10 D ,  H05B3/00 340
Fターム (13件):
3K058AA26 ,  3K058BA11 ,  3K058CA02 ,  3K058CA03 ,  3K058CA04 ,  3K058CA12 ,  3K058CA28 ,  3K058CB15 ,  3K058CB22 ,  3K058CB34 ,  3K058FA03 ,  3L034BA14 ,  3L034BB02
引用特許:
審査官引用 (2件)

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