特許
J-GLOBAL ID:201103013661914643

スラスト調整ピストンを有するターボ機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 久野 琢也 ,  矢野 敏雄 ,  高橋 佳大 ,  星 公弘 ,  二宮 浩康 ,  篠 良一 ,  アインゼル・フェリックス=ラインハルト
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-507879
公開番号(公開出願番号):特表2011-520063
出願日: 2009年04月30日
公開日(公表日): 2011年07月14日
要約:
本発明は、少なくとも1つのロータ(6)と、ロータ(6)を少なくとも部分的に包囲する少なくとも1つのプロセス流体(蒸気3)とを有する回転機械(1)、例えばタービン、ポンプまたは圧縮機に関しており、上記のロータ(6)は、軸方向のスラストを変化させる少なくとも1つの調整ピストン(10)を有しており、この調整ピストン(10)は、ロータ(6)の少なくとも1つの直径変化部(21,22,23,24)を有している。ここでは少なくとも1つのシャフトシール(31,32,33)が設けられており、このシャフトシールは、第2の圧力を有する第2室(12)から、第1の圧力を有する第1室(11)をシールして、第1圧力室(11)と、第2圧力室(12)との間で少なくとも一時的に圧力差が生じるようにしており、第1のシャフトシール(31)が調整ピストン(10)に配置されて、第1直径変化部(21)が、第1圧力室(11)の圧力に曝され、また第2直径変化部(22)が、第2圧力室(12)の圧力に曝されるようにする。ここで所要の構造空間を低減するために提案されるのは、第3の圧力を有する少なくとも1つの第3圧力室(13)が上記の調整ピストン(10)に含まれ、また第2シャフトシール(32)を配置して、第3直径変化部(23)が第3圧力室(13)の圧力に曝されるようにすることである。
請求項(抜粋):
少なくとも1つのロータ(6)と、当該ロータ(6)を少なくとも部分的に包囲する少なくとも1つのプロセス流体(蒸気3)とを有する回転機械(1)、例えばタービン、ポンプまたは圧縮機であって、 前記のロータ(6)は、軸方向のスラストを変化させる少なくとも1つの調整ピストン(10)を有しており、 当該の調整ピストン(10)は、ロータ(6)の少なくとも1つの直径変化部(21,22,23,24)を有しており、 少なくとも1つのシャフトシール(31,32,33)が設けられており、 当該のシャフトシールは、第2の圧力を有する第2室から、第1の圧力を有する第1室をシールして、当該の第1圧力室(11)と、第2圧力室(12)との間で少なくとも一時的に圧力差が生じるようにしており、 第1のシャフトシール(31)が前記の調整ピストン(10)に配置されて、第1直径変化部(21)が第1圧力室(11)の圧力に曝され、また第2直径変化部(22)が第2圧力室(12)の圧力に曝されるようにした形式の回転機械(1)において、 前記の調整ピストン(10)には、第3の圧力を有する少なくとも1つの第3圧力室(13)が含まれており、 第2のシャフトシール(32)を配置して、第3直径変化部(23)が第3圧力室(13)の圧力に曝されるようにしたことを特徴とする 回転機械(1)。
IPC (5件):
F01D 25/16 ,  F01D 25/00 ,  F01D 25/24 ,  F16J 15/32 ,  F16J 15/447
FI (7件):
F01D25/16 G ,  F01D25/00 M ,  F01D25/16 J ,  F01D25/24 P ,  F16J15/32 311U ,  F16J15/32 311R ,  F16J15/447
Fターム (5件):
3J006AE45 ,  3J006AE50 ,  3J042AA04 ,  3J042AA12 ,  3J042CA10
引用特許:
審査官引用 (5件)
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