特許
J-GLOBAL ID:201103014176283402

ドライコンタクトメカニカルシール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三木 久巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-059109
公開番号(公開出願番号):特開2011-190902
出願日: 2010年03月16日
公開日(公表日): 2011年09月29日
要約:
【目的】密封端面間からのガス漏れを確実に阻止しうるドライコンタクトメカニカルシールを提供する。【構成】 シールケース2に設けた静止密封環3の密封端面3aに、回転軸4に設けた回転密封環5の密封端面5aにより閉塞された環状のバリア空間17を凹設し、バリア空間17内の圧力をこれにバリア流体供給路18から供給したバリア流体19により高圧ガス領域Aの圧力より0.05〜0.3MPa高圧となるように保持させておくことにより、バリア空間17内のバリア流体圧力により回転密封環5を静止密封環3から離間する方向へと押圧する開力Foがスプリング7の附勢力Fs及び高圧ガス領域Aの流体圧力により回転密封環5を静止密封環3へと押圧する閉力Fcとバランスされて、両密封端面3a,5aが接触面圧を生じない状態で相対回転摺接されるように構成したドライコンタクトメカニカルシールである。【選択図】図3
請求項(抜粋):
シールケースに固定された静止密封環と回転軸に軸線方向移動可能に保持され且つスプリングにより静止密封環へと押圧附勢された回転密封環との対向端面たる密封端面の相対回転摺接作用により高圧ガス領域と低圧ガス領域とをシールするように構成されたドライコンタクトメカニカルシールにおいて、 静止密封環の密封端面に、回転密封環の密封端面により閉塞された環状のバリア空間を凹設すると共に、シールケース及び静止密封環に、これらを貫通してバリア空間に連通する一連のバリア流体供給路を形成して、バリア空間内の圧力をこれにバリア流体供給路から供給したバリア流体により高圧ガス領域の圧力より0.05〜0.3MPa高圧となるように保持させておくことにより、バリア空間内のバリア流体圧力により回転密封環を静止密封環から離間する方向へと押圧する開力がスプリングの附勢力及び前記ガス領域の流体圧力により回転密封環を静止密封環へと押圧する閉力とバランスされて、両密封端面が接触面圧を生じない状態で相対回転摺接されるように構成したことを特徴とするドライコンタクトメカニカルシール。
IPC (1件):
F16J 15/34
FI (2件):
F16J15/34 Z ,  F16J15/34 G
Fターム (4件):
3J041AA01 ,  3J041BA04 ,  3J041BC03 ,  3J041DA06
引用特許:
審査官引用 (2件)

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